●コツ2:捨てすぎても大丈夫。今の自分に合うものが必ず見つかる
捨てすぎた失敗は、自分にとって本当に必要なものを知るいい機会になったそう。「本当に必要だと思うものは買い直しました。買うからには長く大事に使いたいので、これまでのような衝動買いは慎み、じっくり考えるように。すると、今の自分の暮らしを豊かにしてくれるものだけに囲まれるようになりました」
すべての画像を見る(全9枚)一度捨てて買い直した、鍋類とみそこし。圧力鍋は直径22cm、フライパンは直径21cmにサイズダウン。「2人暮らしならこのサイズで用がたります。みそこしはなくても困らないと思ったけれど、おいしいみそ汁をつくるのに必要でした」
●コツ3:リバウンドしながらその都度見直す
ものは減らしても時間がたてば増えてしまうもの。増えたらまた見直せばいい、と考えれば、気持ちがラクに。「見直すタイミングは、片づけたくなったら、でいいと思います。なにもしたくないときは、引き出しからものが飛び出ていても見えないふりをしてしまいます。一度減らした体験があれば、片づけたくなる波はちゃんと来るので安心してください」
【Before】
食器が増えて見直し中の食器棚。「買った食器をどんどんここに置くので、使用頻度が高いものと低いものが混ざった状態に」。調味料が出しっぱなしで奥の食器が取り出しにくい。
【After】
調味料は定位置に戻し、食器はよく使うものに絞って収納。数も2人暮らしに合わせて基本2組、または4組だけに。頻繁に使うものは、出し入れしやすいよう手前に配置。
「引っ越したばかりのきれいな状態を目指しました。具体的なゴールをもつと、やる気が出ると思います」あまり使わない食器はホコリよけとしてラップを巻き(写真上)、扉つきの棚へ移動。
5月24日には、『これからの暮らしby ESSE vol.2』が発売。「50歳からはお金を貯めて一生楽しく暮らす」特集など、これからの暮らしに役立つ情報が満載。ぜひチェックしてみてくださいね。