暖かくなってきたと思ったら、あっという間にやってくるのが梅雨。梅雨は、排水口の臭いやヌメリが気になる季節ですよね。そこで今回は、普段から排水口の掃除をラクにするコツや便利なアイテムをまとめてご紹介します。ジメジメ時季がくる前にぜひ試してみてくださいね。
変えるだけで、排水口の掃除が一気にラクになる便利アイテム
キッチンや浴室、洗面台の排水口は、ヌメヌメや黒ずみ、髪の毛づまりなどが気になる掃除も面倒な場所…。今回は、そんな排水口掃除の手間を省く便利なアイテムを、ESSEonline編集部員が試してみました。
すべての画像を見る(全22枚)わが家では、キッチン、浴室、洗面台で、備えつけのプラスチック製のゴミ受けをそのまま使っているのですが、ヌメリや黒ずみがつきやすく、掃除が大変…。掃除をしても、またあっという間に汚れてしまうのが悩みでした。
●ステンレス製のゴミ受けなら、掃除が超ラクちん
今回、アマゾンでこちらのステンレス製のゴミ受けを購入しました。お風呂の排水口に使えるLサイズと、洗面台に使えるSサイズの便利な2個セットです。(別々でも購入可能)
●洗面台はステンレスのゴミ受け+ゴミガードにチェンジ
洗面台に、もともと備えつけてあったゴミ受け。突起も多く、なかなか掃除がしづらい形です。
ステンレス製のゴミ受け(Sサイズ)に変えてみると、こんな感じに。しばらく使ってみましたが、汚れがつきにくく、掃除もサッと水で流せばいいので簡単。
プラスチックの場合、小さな傷に黒い汚れが入りこんでしまうことが多かったのですが、ステンレスなら、そうした汚れもつきにくいです。
水の勢いでズレてしまわないかが心配だったのですが、ぴったりサイズを選んだため、その点は問題ありませんでした。これに、100円ショップのゴミガードをプラスすれば、ポイっと捨てればOKなので、ヌメリが気になる髪の毛掃除も格段にラクに。
こちらの記事では、洗面台以外にも、お風呂やキッチンの排水口もステンレス製のゴミ受けに変更し、その効果と注意点などを紹介しています。
◆さらに詳しく知りたい方はこちらをチェック!
「キッチンの排水口の詰まり」を自力で解決する方法
調理中や食器洗い中に、なんとなく水が流れにくいと感じることはないでしょうか。もしかしたら排水口詰まりの一歩手前の状態かもしれません。油が冷えて固まりやすい冬は、とくに排水口トラブルが多発。水があふれたり逆流するほどではないけれど、なんだか流れにくい…と感じたときに試してほしい方法をご紹介します。
●お湯やパイプクリーナーで詰まりは改善する?
まず試してみたことはこちらです。
・大量のお湯(60℃程度)を一気に流す
→冷えて固まった油を取るには大量のお湯を流すと効果的。排水口を一時的に塞いだ上で大量のお湯をシンクに張り、一気に流しました。ゴゴゴゴ…ゴボゴボ…という音で効いている! と思いきや、その後洗い物をしているときにまた詰まりを感じました。
・市販の排水口掃除用のパイプクリーナー(ジェルタイプ)を流し込んで放置
→以前浴室の排水口の髪の毛詰まりでは効果があったのですが、キッチンの油詰まりは改善しませんでした。
●気になっていた「ピーピースルー」を投入!
そうなると、Amazonのレビューで高評価を得ていたこちらに登場してもらうしかありません。さっそく購入し、試してみました。
「パイプ洗浄剤 ピーピースルー」。業者が使う業務用洗剤ということで期待が高まります。価格は1400円程度、容量も多め(600g、約4回分)で良心的。
パイプ洗浄剤 ピーピースルー
中身は粉末状で、舞い上がりやすいので吸い込まないようにご注意を。
使い方は以下のとおりです。
(1) 150g(容器の1/4程度)の薬剤を、飛び散らないように注意しながら排水口のまわりにまきます。
(2) 薬剤の外側に沿って、40℃~50℃程度の温水(500~600ml、コップ3~4杯分)を静かに注ぎ、薬剤を排水管の中に流し入れます。
(3) そのまま30分~1時間、あるいは一晩放置した後、多量(バケツ1~2杯くらい)の水で押し流します。
結果からいうと、ピーピースルーである程度の詰まりは改善し、日常使いには問題ない程度になったのですが、「あともう少しで完璧」という仕上がりです。以前のような、水が流す端から消えていくようなスルーっとした排水口を取り戻したいところ。
こちらの記事では、詰まりをさらに解消するために、排水口専用のブラシを使っています! そちらもとっても便利なアイテムですので、ぜひチェックしてみてください。
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