将来のために「iDeCo」や「NISA」が気になるけど、制度や目的がわからなくて二の足を踏んでいる…なんて人も多いのでは。そこで、ファイナンシャルプランナー丸山晴美さんにわかりやすく説明してもらいました。
iDecoにNISA。将来のことを考えた資産運用を考える
すべての画像を見る(全3枚)「大事なものにお金を使い、ムダなものには使わないメリハリ家計が、楽しく貯める秘訣」と話す丸山さん。無理せずラクに楽しくお金を貯めるポイントと、おすすめの貯めテクを伝授してくれました!
●投資は長期で未来のために
<投資は目的をもって運用。子ども・老後を考える>
「今後、物価が上がる可能性を考えると、これからはプラスで資産運用をするのもひとつの手。『iDeco』や『つみたてNISA』で運用し、長期で貯蓄を増やすという選択肢もあります」
60歳まで引き出せない『iDeco』は、年金に上積みするための制度のため老後資金向き。
一方、いつでも自由に引き出せる『つみたてNISA』は、老後だけではなく、教育資金など中長期の運用向き。目的を明確にして選んで。
【「iDeCo」と「つみたてNISA」早見表】
投資は元本割れのリスクがあるため、自己責任のうえで投資してください
●“壁”を越えて老後にゆとりを
目の前の控除も大切ですが、将来を見据えることも重要。
「所得税や社会保険料がかかると、手取りが減ってソン」と、パート時間を制限している人は多いのでは?
「でも、150万円くらいまで働けば、夫の収入やパート先によっては、厚生年金などで将来の年金が増やせます。人生100年時代、今も大切ですが、長い老後のために今から年金を増やしたり、長く働けるスキルを見つけることが老後のゆとりにつながります」
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