ツラい花粉症を軽減!医師おすすめ食材を使ったレシピ
腸内環境の改善は花粉症対策の重要なポイント。アレルギー抑制物質を増やすために、発酵性食物繊維を積極的に摂取していきましょう。今回は、伊藤先生も実際に食べているおすすめメニューをご紹介します。
●オートミール入り牡蠣のオイスターチャウダー
すべての画像を見る(全3枚)今が旬の牡蠣を使ったメニュー。亜鉛がたっぷり含まれているので、皮膚や毛髪にもよいとされています。隠し味に白みそを入れて発酵食品もプラス!
材料(3~4人分)
- むき身牡蠣 10~15粒
- シーフードミックス 50g程度
- タマネギ 1~2個
- ジャガイモ 1~2個
- ニンジン 1/2~1本
- バター 大さじ1と1/2
- 小麦粉 適量
- コンソメキューブ 1~2個
- 白みそ 小さじ1と1/2
- 水 200cc
- 牛乳 200cc
- 塩、コショウ 適量
- パセリ 適量
- オートミール 適量
【つくり方】
(1) ジャガイモとニンジンは乱切り(1cm角でも可)、タマネギはみじん切りにする。牡蠣に片栗粉を振りかけて揉み、流水で粉ごと洗い流す。きれいに洗ったら水気をふき取り、塩・コショウをして小麦粉を軽くまぶす。
(2) 鍋にバターを入れ、牡蠣とシーフードミックスにサッと火を通す。牡蠣の両面に焼き目がついたら一旦取り出し、再びバターを熱してタマネギ→ニンジン→ジャガイモの順に入れて炒める。水200ccを加え、野菜が柔らかくなるまで弱火で煮込む。十分煮込んだらオートミールを入れ、再び2~3分煮る。
(3) (2)に牛乳と塩・コショウ、コンソメキューブを加えて味をととのえる。最後に、白みそと牡蠣を入れる。器に盛り、パセリを振りかけて完成。
●サーモンソテー
アレルギー症状を緩和するビタミンDを含み、かつ皮膚の保湿にも関わるDHAやEPAなどのオメガ3脂肪酸を含むサーモンをソテーに。サイドにブロッコリースプラウトとオートミールをまぶしたサラダを添えて。
材料(2人分)
- サーモン 2切れ
- 塩・コショウ 小さじ1/4
- 薄力粉 大さじ2
- バター 大さじ2
- 白ワイン お好みで
- ブロッコリースプラウト お好みの量
- トマト 1/2個
- レモン くし切り2個
- オートミール 適量
【つくり方】
(1) サーモンに塩を振り、10分ほど置いておく。十分なじんだら、コショウと小麦粉をまぶす。余分な粉をはらい、薄くついている状態に。
(2) フライパンでバターを熱し、皮目を下にして焼き始める。きれいに焼き目がついたら裏返し、反対側も焼いていく。香りづけに白ワインを軽く振っても。
(3) (2)を平皿に盛り、つけ合わせとしてブロッコリースプラウト+トマト+オートミールのサラダを添える。食べる直前にレモンをしぼる。
「このほか、『納豆+ゴマ+海苔ごはん』や『ヨーグルト+オートミール+キウイ』もサッと食べられる花粉症対策メニューとしておすすめです。じつは、発酵性食物繊維はダイエット食としてもぴったり。善玉菌が増えることで肥満抑制効果も期待できますよ」(伊藤先生)
まだ花粉症シーズンが続きそうな今、少しでもセルフケアで軽減したいですね。