●小さなことでも、苦痛を感じる家事は手放して正解!
炊飯器から土鍋炊飯にきり替えた須藤さん。炊飯中お鍋の前にいなければならないというデメリットは、いざ始めてみるとほとんど気にならなかったそうです。
すべての画像を見る(全5枚)「土鍋で炊くご飯はとてもおいしいし、なによりも炊飯器洗いから解放されたことが大きいです。些細なことですが、この苦痛を我慢することが家事を憂鬱にしているのだと気づかされました。なにを面倒に感じるかは、人それぞれ。私には土鍋のほうが向いていましたが、炊飯器を使うほうがラクと感じるなら手放す必要はありません」
●ものを買うときは「収納」と「手放すとき」のことも考えて
家事をラクにするためにものを増やすとき、メリットとデメリットを考える以外にも注意してほしいことがあると須藤さんは言います。
「お金さえあればものを手に入れることは簡単。でもそれをどこに置くか、置いたらどうなるかについても考えてみてください。収納が圧迫されて使いづらい、出し入れしにくくなればそれが新たなストレスになります。すぐに手放すことにならないか、長く使えるものなのかどうかもポイント。捨てるときに罪悪感を感じるのも苦痛ですよね」
炊飯器を手放した須藤さんは、もともと家にあった土鍋を炊飯にも活用。鍋や煮込み料理にももちろん使っています。ものを新たに増やすことなく家事のストレスを解消することができました。
苦手な家事を手放すことで、気持ちがラクになったという須藤さん。みなさんもぜひ実践してみてください。