子どもへのおこづかい、皆さんはいくら渡していますか? そして、そのお金の使い方はどのようにしていますか?「子どもの自由に使わせている」「大人になるまで貯金させるだけ」などいろいろだと思います。
「現在小6の娘がいますが、5歳の頃からおこづかいを渡しています」。そう語るのは片づけのプロフェッショナルであるライフオーガナイザーの森麻紀さん。どのようなルールをつくっているのか、教えてもらいました。

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子どもが自分のおこづかいを使うときの3つのルール

おこづかいちょう
おこづかい、どんなときに使う?
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基本的には、親の私が買いたくないものは子どもが自分のおこづかいを使って払うことになっています。その中でもとくにオススメしたい、小学校の中学年くらいから導入した3つをご紹介します。

 

●別料金になるドリンクバー

ドリンクバー
「ドリンクバーをつけたい!」VS「もったいない」

ファミリーレストランやビュッフェなどのドリンクバー。当たり前のように注文しているご家族をよく見かけますが、わが家では滅多に注文することがありません。以前は、娘の分だけドリンクバーをお願いしていたこともありますが、飲むときはそれなりに飲んでも、飲まないときは1杯しか飲まないこともありました。親の私達のように、前回は頼んだけど今回は頼まない、というように、ちゃんと考えて選んではいないというわけです。それは親の私からみるともったいない! それだったら、ごはんのときは水でがまんして、あとで自販機でジュースを買った方がまだマシ! とさえ思ってしまいます。

もちろんジュースをたくさん飲んで欲しいわけでもないので、ドリンクバーもおづかいで払ってもらうことにしました。その結果、「ドリンクバーをつけたい!」VS「もったいない」の争いからも解放されました。

今では、自分のそのときの気分はもちろんのこと、店ごとに取り扱っているジュースの種類を確認して、ドリンクバーをつけるかどうかまでしっかりと考えるようになりました。自分のお金は大事なようです(笑)。

 

●帰りたいのにお金がかかる延長料金

時間制限のある子どもの遊び場。最初の30分なら…とOKしたはずが、「もっと遊びたい!」と延長をどんどん希望されること、ありますよね? わが家では、こんなときにも子どものおこづかいを活用しています。

有料の遊び場
延長料金は自分で払う

遊び場の基本料金は親が払うけど、“延長料金は自分で払う”という方法です。こうすることで、「早く帰りたいのに、時間だけでなくお金まで…」という親の負担も減り、子どもも「お金がもったいない!」という理由でダメと言われることがない、というわけです。子ども自身が、お金をとるか? 遊ぶ時間を取るか? を決めることができるので、納得してやめることができるようになりました。