ESSE本誌で連載中の『ドルオタが行く!』のこぼれ話をESSEonlineで紹介! 3月号に登場してくれたのは、元宝塚歌劇団・星組の男役スターとしてファンを魅了し、退団後は俳優だけでなく、歌手、声優としても活躍する七海ひろきさん。

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七海ひろきさんにインタビュー!「2.5次元舞台はとっても熱いです」

3月19日から上演の舞台『刀剣乱舞』綺伝 いくさ世の徒花では、細川ガラシャを演じます。七海さんが感じる2.5次元舞台の魅力、毎日のルーティンなどについても語ってくれました。

七海ひろきさん
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●役づくりで大切にしたいこと

Q1.今回、細川ガラシャを演じるにあたり、役づくりで大切にしようと思うことは?

戦国時代に波乱万丈な人生を歩んだ女性で、悲劇的な散り際ではあるのですが、どこか美しさを感じました。人間としても、とても強い精神をもった方なんだろうなと思うので、そういう強さや生き様みたいなものを表現できたらいいなと思っています。

Q2.長年、宝塚歌劇団の男役として舞台に立たれてきた七海さんが思われる、2.5次元舞台の魅力とは?

舞台『刀剣乱舞』もほかの2.5次元の舞台もそうなのですが、出演して感じたのは、出演者みなさんがすごく一生懸命で熱いなということ。自身の役者人生をかけて全力で挑んでいる姿勢や、役としてもお客様に楽しんでもらいたいという精神は私も影響を受けます。俳優本人の熱量と役としての熱量が合わさって、皆様にお届けできるところが2.5次元舞台の魅力なのではないでしょうか。舞台『刀剣乱舞』の殺陣の稽古でも、みんな倒れるのではないかというところまでやりきっていて、自分の限界以上のものを舞台から届けたいという情熱を感じました。

Q3.2.5次元舞台と宝塚につうずる部分はありますか?

まさに、その情熱的な部分がとてもリンクしているなと感じます。宝塚の世界も、ひとりひとりがすごく情熱をもって舞台に立っているので、そこは同じだなと思います。