大木宅は2階リビング。1階に寝室と水回りを配したプラン
すべての画像を見る(全28枚)こちらは、大木さんの家のプラン。大手ハウスメーカーで建てました。1階は、玄関にシュークローゼットを併設。夫婦の寝室と、ウォークインクローゼット、納戸、水回りが配されています。2階に上がる階段下にも収納が。
玄関ホールから2階に上がると、広い1室空間のLDKと子ども部屋が2つというプランです。
キッチン:動かず調理と片づけができるように、収納場所を決める
シンプルでありながら存在感を放つ、トーヨーキッチンスタイルのオールステンレスキッチンを採用。収納はすべて引き出し式で、大容量。奥までたっぷりものが入るのが特徴です。
壁側のカウンターの引き出しには、食器類を中心に収納。使用頻度の高いものが上の引き出しに入っています。
上の段の真ん中の引き出しは、カップや紅茶の茶葉などの収納場所。無印良品のワイヤーバスケットを2段に重ねて使用。カウンターの上に引き出しから使う道具を出して、お茶の用意をします。
リビングやダイニングに近い右端の引き出しには、普段よく使う茶碗やコップ、スプーンやフォークなどを収納。家族が配膳の手伝いをしやすくなっています。
左端の上の引き出しには、普段使いのお皿などが。「コンロで調理したら、振り返ってお皿を取り出して盛ることができ、食洗機で洗い終わった食器を戻すときもムダな動線は一切ありません」。
キッチンの奥に設けたパントリーには、おもに食品のストックを収納。無印良品やIKEAのバスケットを利用して種類ごとに分けて入れ、とくによく食べる食材は肩から腰の高さの棚に置いています。
シンク下の下部の引き出しには、左側に洗剤類、右側に調理器具を収納。中央には1枚1枚取り出しやすいように、ゴミ袋をセットした無印良品の書類フォルダーを置いて、左右のスペースを仕切っています。
シンク下の上段の引き出しには、ラップやアルミホイル、ビニール袋などを収納。ラップ類はいろいろなサイズをそろえず、1種類と決めているそう。在庫も少なくてすみ、引き出し内がすっきりします。
コンロの下の引き出しには、加熱調理をしながら使う調味料やキッチンバサミなどの調理器具を収納。
コンロ下の下部の引き出しには、鍋やフライパンなどの調理器具を立てて収めています。
リビング:子どもが勉強するので教科書収納を。戻す先を用意して散らかりを防ぐ
リビングには造作の収納を設けなかったため、市販の家具を利用。引き出しに入れると出し入れが面倒なリモコン類や、テレビを観ながら使うトレーニンググッズなどは、テレビの横のワゴンに入れてサッと取り出せるようにしています。
「子どもがリビングで勉強するので、教科書の収納場所を確保。戻す先を用意してあげれば、散らかりを防ぐことができます」。