こだわりのマイホームを実現してくれるのは、どのハウスメーカー? わからないという人は多いでしょう。そこで編集部では、各メーカーの魅力と強みを紹介していきます。それぞれ、個性や工法が異なります。家づくりの大切なパートナー選びの参考にしてください。
すべての画像を見る(全26枚)家は暮らしを楽しむための道具。外や自然とつながる住まいを提供
BESS(アールシーコア)
1986年の創業以来、「住む」より「楽しむ」をスローガンに、個性的な木の家を展開するハウスメーカー。性能や品質を最重要項目とする多くのメーカーと異なり、家を暮らしを楽しむための道具と位置づけ、遊び心満載の住まいを提供し続けます。
「G-LOGなつ」は、ゆったりした空中軒下の超ベランダ空間「NIDO」を特徴とし、フルオープンサッシを開けることで室内外が一体化。暮らしの空間を拡大しつつ外や自然とつながり、のびやかさと居住性のバランスが良好な住宅です。
●構造・工法:丸太組工法
丸太組工法は、一般的な住宅の3 ~ 5倍の木材を使用。重量があり重心も低いため、地震の揺れにも強さを発揮
耐震・耐火性に豊富な実績あり。設計の自由度が高い重量鉄骨造も要注目
HEBEL HAUS(旭化成ホームズ)
創業以来、ヨーロッパの住宅で実績のあるALCコンクリートのへーベルを採用。耐震・耐火性にすぐれるハイパワード制震ALC構造を用い、しなやかでいながら強く、60年以上の耐久性を持つ建物を実現します。
写真の「FREX2」は、強じんでより耐震性の高い重量鉄骨造による2階建てモデル。設計の自由度が高く、縦横に広がりのある空間を実現しやすいのが魅力です。段差をつけたダウンフロアや最大3mを超える天井高、さらに高い位置から光を取り込むことで格別な開放感の獲得が可能に。
「FREX2」の内観。ダウンフロアで床を320 ~395㎜下げることで、リビングに立体感とさらなる開放感を創出します。
●構造・工法:鉄骨ALC 造(重量鉄骨、軽量鉄骨)
重量鉄骨造は、2階建てと3階建て以上で展開。また軽量鉄骨造は、2階建てと平屋に採用
専属のマイスター集団が実現する完全自由設計の住まい
KINOSHITA KOUMUTEN(木下工務店)
1956年の創業以来、「完全自由設計」と「直営施工」を貫いてきた、業界でも稀有な存在。専属の職人集団「キノシタマイスタークラブ」の技術に支えられた木造住宅は高い評価を獲得し、また予算管理の透明性も直営施工の強みです。
さらに快適性や安全性への対策も万全。発泡断熱で優れた気密・断熱性を確保し、高層ビルの制震技術を木造住宅に応用した「DUOフレーム工法」を採用し、耐震性を高めています。若い年齢層に向けた「コンセプト住宅」や「ペットと過ごす家」なども好評。
職人の確かな技術で施工された、完全自由設計の施工例。意匠を凝らした吹き抜けの土間リビングが、オリジナリティたっぷり。
●構造・工法:木造軸組工法、ツーバイフォー
制震システム「DUOフレーム工法」を標準採用。最大600万円の地震性能保証(20年間)が受けられます