ワンルームのLDKは、造作家具でゆるやかに仕切る

造作家具でワンルームを仕切る
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ワンルームのLDKを、造作のダイニングテーブルと収納カウンターで、ゆるやかに仕切っています。

 

造作家具でワンルームを仕切る

「夫妻の暮らしに合うように落ち着き感をもたせながら、奥行きを感じさせる空間づくりに配慮しました」と、設計者の服部さん。

 

車イス生活になっても安心!フレキシブルに使える水回り

フレキシブルに使える水回り

洗面コーナーは、空間をフレキシブルに使えるようにしました。将来、車イス生活になっても使いやすいようにと配慮。

 

フレキシブルに使える水回り

洗面所の脇には、脱衣室と浴室があります。脱衣室は90度に開閉する引き戸を採用。

 

やわらかな光を取り込んでくれる、オリジナルのリネン戸

オリジナルのやわらかな「リネン戸」

南の庭を臨む「くの字型」の窓。

 

オリジナルのやわらかな「リネン戸」

戸の窓には、「ホコリを巻き込みやすいカーテンは好きじゃない」という妻の言葉から生み出された、オリジナルのリネン戸を採用。

 

オリジナルのやわらかな「リネン戸」

通気性・保湿性に優れた亜麻のリネンを木製建具ではさみ込み、やわらかな光を取り込みます。

 

収納は、扉を締めたときもスッキリ

『住まいの設計』を参考にした収納術

市販の収納ケースのサイズに合わせて奥行きと幅を設定し、ジャストサイズの壁面収納をつくりました。扉も見た目のスッキリ感を重視。

 

快適に料理ができるキッチン

快適に料理ができるキッチン

システムキッチンを木製カウンターで囲い、リビングダイニングからの見た目に配慮。

 

快適に料理ができるキッチン

その脇にはパントリーと勝手口を配置。

 

快適に料理ができるキッチン

パントリーの引き戸とあけると、キッチンと一体に。

 

快適に料理ができるキッチン

妻は、この家で暮らすようになって味噌づくりを始めたそう。「毎日の味噌汁がすごくうまいんです」と、夫を喜ばせる味わいに仕上がっています。

 

しっとりとした和室から季節の移ろいを感じる

玄関脇に設けた和室

玄関脇に設けた和室は、軒を深くしつつ、ほかの居室より床を15㎝ほど下げることで、周囲の視線を受けにくく、空への眺めと光を取り込むようにしました。

 

への字型の建物と木塀で囲われた南側の庭

くの字型の建物と木塀で囲われた南側の庭。シンボルツリーには、季節感を堪能できるモミジを選びました。「芝生の庭や植栽の手入れは大変ですが、それも暮らしの楽しみのひとつです」(夫)。

 

窓の高さを抑え、落ち着きのある雰囲気にまとめた和室

窓の高さを抑え、落ち着きのある雰囲気にまとめた和室。客間としても使いますが、夫妻は寝室として活用しています。「おこもり感があって、すごくリラックスできるんです」。

 

玄関はモルタル仕上げ。

玄関はモルタル仕上げ。扉は赤みのあるベイ杉を用いて造作しました。スリット窓からやさしい光が注ぎ込み、やわらかな表情を生んでいます。

 

玄関の正面には、オープンな洗面コーナーがあります。

玄関の正面には、オープンな洗面コーナーがあります。木枠の部分には引き戸があり、必要に応じて洗面コーナーを隠すことが可能。廊下の右手は天井まである壁面収納、左手には和室を配しました。

 

洗面コーナーを曲がると、LDKが続きます。

洗面コーナーを曲がると、LDKが続きます。床はすべてチーク材を採用し、フラットに。「段差がないので掃除がしやすくて便利です」(妻)。毎日の家事ストレス軽減に役立っています。