開放感ある、フラットカウンターの事例

フラットカウンターの事例
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こちらはカウンターに立ち上がりを設けず、フラットカウンターとした事例です。

 

キッチンからの眺め

フラットカウンターの魅力は、なんといっても開放感。カウンター上に立ち上りを設けないので、ダイニングとキッチンの一体感が増し、スッキリして見えます。キッチンに立つと、ダイニング・リビングから庭への一体感がわかるでしょう。

 

フラットカウンターキッチンの全体

フラットカウンターのもうひとつの魅力は、カウンター両面から調理・片づけに参加しやすいこと。リモートワークやリモート授業の機会が増え、家族みんなで家にいるケースも多い昨今、家族みんなでキッチンに参加する雰囲気は、これから大切になってくるでしょう。

 

ゲストも参加して台所仕事

このお宅は、ご近所さんや友人の来訪が頻繁な一家。ダイニングにいるゲストからもキッチンの様子がよく見えるので、率先して調理や片づけにも参加してくれるとのこと。

ホストとゲストが分け隔てなく、皆でつくり、食べ、片づける。そんな気さくなパーティにも適したキッチンといえます。

 

キッチン収納の様子

フラットカウンターの場合、洗い物をカウンター上やシンクに放置しておくと目立ってしまいます。使用後の食器は、すぐ食洗機に入れるのが基本。この食洗機で洗浄から乾燥まですませ、あとは近くの収納にしまうだけ、という流れをつくっておけば、カウンター上をスッキリ保つことができます。

このお宅は5人家族ですが、あえて、幅600mmの大容量タイプの食洗機を入れました。おかげで朝・昼・晩と3食分の食器を夜にまとめて一気に洗浄することができ、重宝しているとのことです。

 

先にはパントリーも

キッチンの奥には2畳サイズのパントリーがあります。

 

整然としたパントリー

収納グッズをつかって、整然とものを管理しています。

 

もう一方のパントリー

フラットカウンターのキッチンを日頃からきれいに保つには、十分なパントリー収納を設けておくことも有効です。また、急な来客の際に、ものを一時的に避難させるのにも便利。

 

家族の過ごし方、ゲストとの関係性を考慮してプランを

対面キッチンのバリエーションを見ていただきました。カウンターに立ち上りを設ければ手元隠しができ、手元の収納も確保できる利点があります。

一方、フラットカウンターにすれば、家族からゲストまでみんなが率先して調理・片づけに参加する雰囲気が生まれます。キッチンのカタチを考えるということは、その家族の暮らし方や、ゲストとの過ごし方を考えるということ。そう思うと、家づくりはさらにおもしろく、奥深いものになりますね。

 

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