義母と嫁の関係は、いつの時代も本当に難しいものです。ESSE読者304人にアンケートをとったところ、義母に嫌いなところがあると回答した人は131人。結婚や出産といった輝かしいライフイベントの瞬間に義母との関係が悪化した場合、一気に修復不可能な事態に発展してしまうケースもあるようです。人生を揺るがしかねない驚愕の義母エピソードをご紹介します。

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義母にとって息子はいつまでもかわいい存在。夫の悪口や不満なども、本音では話しにくいですよね。その大前提をうっかり失念してしまったがばかりに、義母との関係に暗雲が立ち込めてしまった人のお話から。

義母とのトラブル
義母とのトラブルに泣かされて…(※写真はイメージです。以下同じ)
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●義母の言うことを真に受けたら不機嫌になられた…

「新婚の頃、義母より夫の困ったことなどあったらなんでも私に言ってねというので、いただきますの挨拶をしないのが不満と伝えたら、『しつけができてなくて悪かったわね』とめちゃくちゃ不機嫌になられた。なんでも言えというから、軽めのものを選んで言ったのに」(Sさん・44歳)

 

●結婚式からいきなり義母と大げんか

「結婚するときに結婚式を旦那の実家の近くでやってほしいと言われ大もめに。いろいろなことがこじれて暴言をはかれる始末。最終的にあっちから謝ってきたので表面上は夫のためにも仲よくしています。が、言われたことは忘れません。死んだときにはふっ! と鼻で笑ってやるんだと自分に言い聞かせて仲よくしてます。」(Iさん・32歳)

 

「結婚式の一週間後に、式の内容について不平不満を面と向かってぶつけられ怒鳴り散らされました。ヤバイ人の息子と結婚してしまったとお先真っ暗に」(Uさん・34歳)


この方は、最近お子さんが誕生したことをきっかけに、関係の修復を目指しているそうです。「娘のことを悪く言われないよう、守りたいので」という言葉が印象的でした。

 

●まさかの犯人扱い。嫁の私はそんなに信用ならないの?

義母から犯人扱いされた!
義母から犯人扱いされた!

「お正月包丁がなくなったとき、私が最後に使っているのを見たと言われました。しかし、私は逆に私の後に義母が触ってるのを見ていて…。義母も思い当たる節があったようで、包丁は翌日ゴミ袋の中から発見。義理の姉もいた中犯人扱いされていやな気持ちになりました」(Iさん・39歳)

 

●産後の大変なときに…。決定打になった義母への嫌悪感

「昔、産後に手伝いに泊まりで来てくれたとき、まるで民宿に来たかのようなお客様ぶりで、なんて気がきかないのだろう、二度と来るな、と思いました」(Sさん・46歳)

 

「コロナ禍で立ち会い出産も面会も禁止の中、第二子を出産しました。義両親が私の実家に赤ちゃんの顔を見に来た際、義母は自分の出産がいかに大変だったか語っていました。令和に出産を終えたばかりの私が、なぜ昭和の出産エピソードを聞かされなくてはならないのか、甚だ疑問です」(Fさん・35歳)

 

●義母は子育ての先輩?昔の子育て論を押しつけないで

義母の自慢話をうまく聞き流せる人もいれば、延々と聞かされてストレスになっている人もいます。とくに、時代遅れな子育て論には嫌気がさしている人も。

 

「私の子どもが生後6か月のとき、子ども宛にアイスが届いて『なぜこの歳の子に?』と疑問が湧いたところから嫌悪が始まりました。まだ解禁していない甘いお菓子や味の濃い物を子どもが興味を持つとどんどん進めてしまいます。軽く断っても、『本人が食べたいって言ってるんだからいいでしょう』と言われ…。実母ではないのではっきりやめてほしいと言えず、だったら遊びに行くのを減らそうと思ってしまいました」(Sさん・36歳)

 

「私の義母は、昔の考えを押しつけてくるところがあります。子どもが小さい頃、夫に向かってパンチパンチと遊んでいたら、あなたが悪いから父親に手を出すと叱られました」(Fさん・49歳)

 

●自分の子育てを成功体験として語ってしまう義母

「初孫が産まれたとき、夫が不在でも毎月来る。そして、自分が子育てに成功した理由を話す。わたしは夫に不満があったので、不快。『成功してねーよ』って感じます」(Mさん・39歳)

孫に対して義母がよかれと思ってやっていることも、嫁にとっては迷惑なことが多い様子でした。子育ての先輩として敬うべき存在であるのかもしれないけれど、あまりに頻度が多かったりしつこかったりするとうっとおしく感じてしまいますよね。

義母との関係が良好な人の多くは、離れて暮らしているなど適度な距離をお互いに保っているケースが多かったです。