キッチンの「壁」の選び方:表面がなめらかで美観を兼ね備えた素材を
調理の作業空間であり、またリビングとも密接につながるキッチン。壁の材質は汚れの落としやすさがマストで、美観も考慮したいもの。昔からの定番はタイルですが、表面がなめらかな施釉タイプだとお手入れも簡単。
昨今ガラスメーカーから出ているカラーガラスも拭き掃除がしやすく、内装と合わせて色をコーディネートしやすいのも利点です。
タイル
すべての画像を見る(全17枚)鮮やかでムラのある色彩が美しい施釉タイル。マジョリカタイルを最新テクノロジーで再現。
DATA
[クロジョーロ]1万4080円/㎡ 名古屋モザイク工業
カラーガラス
ガラスと樹脂を貼り合わせた製品で、軽量化による扱いやすさが特長。割れにくく安全性も優秀。色は17色。
DATA
[ラコベルプリュム]600×900㎜など3タイプ 価格要問い合わせ AGCグラスプロダクツ
キッチンの照明の選び方:全体照明は発色を意識。手元を照らすライトも考慮
キッチンの照明は、全体照明と部分照明の組み合わせでプランニングを。全体照明では、食材を扱う場所なので発色のいい高演色タイプが向いています。
また調理台など細かい作業をするスペースでは、作業性をサポートする部分照明をプラス。集中的に明るく照らすスポットライトのほか、間接照明を活用した明かりも、まぶしさを抑えるのでおすすめ。
間接照明
空間奥の印象を明るくしながら、手元の暗がりを解消。毎日の家事を間接照明で効率的にサポート。
DATA
[大光電機 薄型間接「まくちゃん」コンパクトタイプ]DSY-4844YW 2万3980円
高演色
LEDの蛍光体技術の進化で、演色性が格段に向上。食材の色が際立ち、よりおいしそうに表現します。
DATA[オーデリック高演色LED]R15クラス2 OL 291 027R3F 3万580円
※W=幅、D=奥行き、H=高さ、T=厚み、L=長さを表します。価格は2021年11月現在の消費税込み価格で、工事・設置・配送費用は含まれていません
※情報は「住まいの設計」2021年12月号取材時のものです