足元あたたか!こたつでリビング学習スペースを

学習コーナーづくりで、おすすめしたいのがこたつです。

筆者の家でも、学校から帰った娘たちは、リビングのこたつで、仲よく、宿題やら読書をしていました。リビング全体のエアコン暖房をつけられるより、こたつで冷気をしのいでくれる方が、光熱費は断然お安く、家計も助かります。

また頭寒足熱であるため、暖かい空気が天井にたまりやすいエアコン暖房より、こたつのほうが足元が温かいため、勉強もはかどったようです。

最近は、昭和の家庭でよく見られた床に座って入るタイプではなく、イスに座って入るハイタイプのこたつが人気になっています。これを使えば、インテリアの統一感も壊さず、限られたスペースに学習コーナーがつくれます。

 

こたつを置くスペース
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モデル図をもとに、説明しましょう。まず、ダイニングテーブルをキッチンに平行な向きに移動します。そして、幅や高さにあったこたつテーブルを購入し、上の3Dの点線で囲まれた位置(ダイニングテーブルと壁の間)に並べるように置きます。

選ぶこたつは、ひとり用こたつ。イスに座るハイタイプのものです。ハイタイプのひとり用こたつは、一般的なダイニングテーブルと、ほぼ同じ高さや幅でつくられています。また、高さを調節できるものもあるので、お持ちのダイニングテーブルに合わせることが可能です。

 

ダイニングテーブルとこたつを並べて、学習コーナーを

ひとり用のこたつを置く

80㎝角(市販価格市販価格2~3万円)、高さ68㎝のこたつをダイニングテーブルに並べて置いてみました。

こたつには、ダイニングで使用していた、高さの変えられる子どもチェアを置きます。ダイニングにはベンチ式のダイニングチェアを置くと、詰めて3~4人座れるので、子どもの友達が遊びに来たときも対応できます。

 

こたつを置いても狭くならない置き方

こちらは、モデル図を3D化したもの。こたつを置いても、リビングダイニングはそれほど狭くはなりません。背後のキッチンカウンター下収納に、文具などを収納すると、取り出しやすく、また片づけやすく便利です。

 

リビング学習を卒業したら、PCや読書のスペースに

子どもが、受験を見据え自分の部屋にこもって勉強するようになったら、リビング学習スペースは不要になります。

リビング学習スペースはなくしてしまってもよいですが、パソコンをしたり読書をするスペースとして残すのも、ひとつの方法です。

子どもが成長したら、ソファの位置を変えてもいい

その場合、リビングとダイニングをソファで区切る「セミクローズ型」家具配置に戻すことで、リビングもダイニングともに落ち着いた空間にすることができます。

これから、冬本番を迎えます。大掃除に合わせて、小さな子どもにも安全で、リビング学習にも最適な家具の配置に、トライしてみてはいかがでしょうか。

 

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