幸栄です。パン教室「toiro(トイロ)」を主宰しています。初めてパンを焼いたのは、長女の出産から1か月後のこと。あの日から試行錯誤を重ね、今は卵とバターを使わないパンのレシピをつくっています。パンを焼きながら、2人の娘の母としても、楽しみや大変さをたくさん感じる日々。毎日のなかで見つける、ささやかな幸せや楽しみをつづっていこうと思います。
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甘酒、豆乳、フルーツの3つで!夏を乗りきる特製ドリンク
体が重たいなぁ…と感じることの多い夏の朝。そんなときは、起きてすぐ、甘酒を使った特製ドリンクをつくります。
用意するのは、甘酒、豆乳、フルーツの3つ。ビタミンや食物繊維が豊富で、疲労が回復する気がします。
甘酒も豆乳も、お好みのものを用意してください。
私のお気に入りの甘酒は、砂糖を使わずにつくられた優しい甘さのもの。八海山の「麹だけでつくったあまさけ」が大好きで、長く愛飲しています。ノンアルコールなので、朝から子どもも一緒に飲めますよ。
豆乳は、いつも調整豆乳を使っています。
まずフルーツを切ってコップなどに入れます。今日はバナナと、皮をむいてみたらちょっとだけ固かった桃を、甘く煮たものを入れました。切ったそのままの桃でも合いますし、キーウィやマンゴーなど酸味のあるフルーツでもOK。
優しい甘さの甘酒と豆乳が包み込んでくれるので、意外とどんなフルーツでも合いますよ。
そこによく冷えた甘酒をコップ半分くらいまで注ぎ入れます。この甘酒は、薄めずそのまま飲めるタイプのものです。
そこに同じ量の豆乳を注ぎ入れたら、完成!
特製の「食べるドリンク」ができました。フルーツはスプーンですくっていただきます。
甘酒多めでつくってもいいですし、逆に豆乳多めでもいいですね。私は疲れているときは、甘酒を少し多めにしていただきます。
体が元気になる甘酒を朝ご飯に取り入れて、1日を元気に過ごしましょう!
【幸栄(ゆきえ)】
1979年広島県生まれ。「はな」と「ひな」2人の娘をもつ。モデルとして活躍したのち、長女の出産を機にパンづくりに出合う。ベッカライダブルハウスにて、製造補助をしながらパンについて学び、2010年から卵とバターを使わないパン教室、「toiro」を始める。著書に『「ちょっとのイースト」で作る ベーグルとピザの本(生活シリーズ)』(主婦と生活社刊)、『パウンド型で焼けるおいしい食パン』(家の光協会刊)、『あかちゃん、こども、おとなのパン―はじめてのパンづくり』(アノニマスタジオ刊)などがある