自分と家族が快適ならそれでいい。けっして無理をしない「適当家事」で、暮らしを豊かにしている人に贈る「ESSE暮らしグランプリ」。特別賞に輝いたポニさんの、ムダを徹底的に省くことで手に入れた、快適な暮らしぶりを紹介します。
ムダな家事とは潔く決別。“暮らしの質”を上げる!
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目が離せない年ごろの子どもが2人いても、休日には家族で公園キャンプをするなど日々を楽しんでいるポニさん。時間に余裕ができた理由は、長男の出産を機に始めた価値観の見直しにありました。
「“ふつうなら”“〇〇するべき”という思い込みを捨て、“私と家族がよければOK”にきり替えることに。家事は3分の1以上手放しましたが、まったく問題なしでした」
その結果、自分の時間も十分につくれ、しっかり選んだ食材で夕食づくりを行うなど、こだわりたい部分には手をかけられるように。「現在は育休中ですが、今後また復職する日が来ても大丈夫です!」
自分のなかの「○○すべき」という思い込みを捨ててムダを手放したら、心にも時間にも余裕ができました。日々の細かいプチストレスを解消する、適当家事のアイデアを紹介します。
●朝はバタつくから登園準備を時短したい…
【パジャマがかわいいから、ズボンだけ着替えればOK】
ただでさえ忙しい朝、少しでも時短できることがあったら…。そこで、柄がかわいいパジャマをチョイス。
「上は着替えずそのまま日中着に。ズボンだけなら息子1人でも着替えられるので大助かりです」
H&Mのパジャマのトップスは、おしゃれな柄で外出にも対応可能!
●魚料理が苦手…
【レパートリーは増やさず鮭だけでもOK】
魚は食べるのも触るのも苦手なポニさん。でも、家族には魚を食べてもらいたいから唯一調理できる鮭を週1回は食卓に。
「鮭以外の生魚は無理に調理せず、サバ缶やツナ缶を積極的に活用しています。わが家ではカツオ節をかけるだけでも立派な魚料理です(笑)」
●洗濯物をたたむのが面倒…
【かけるだけ&つっこむだけ収納でストレスフリーに!】
肌着類は引き出しにセットした仕切りに入れ、トップスは干したハンガーのままクローゼットへ。「アイロンいらずの素材を選んでいるので手入れもラクです」
●「家事シェアで険悪なムードに…」
【余計なアドバイスは必要なし!「ありがとう」と伝えるだけを徹底】
夫の在宅勤務開始にともない、家事分担の割合もチェンジ。「それぞれ得意なことを担当するので、文句は言わないのがルール。時間にも気持ちにも余裕ができました」