脳に次いで神経細胞が多く集まり、「第二の脳」とも言われる腸。 腸内環境を整えることが、フィジカルとメンタル両方の健康には欠かせないとして、近年注目を集めています。 そこで今回、「腸活のカリスマ」として知られる加治ひとみさんに、腸にいい食材について詳しくお話を伺いました。
腸活のカリスマがおすすめ!美腸の素レシピ
すべての画像を見る(全2枚)●腸活を始めて、体も人生も変わりました!
“腸活おばけ”というあだ名がつくほど、腸にいい生活にこだわる加治ひとみさん。健康的で美しいボディが、今、多くの女性たちの注目を集めています。
「10代の頃から便秘がちで、むくみや肌荒れがひどく、自分に自信がもてずにいました。20代前半でピラティスを始めたのをきっかけに、食事もトータルに見直そうと、腸活をスタート。
それから10年、今ではほとんど風邪もひかないし、ボディラインも整って、肌の調子も20代のときよりずっといい。気持ちもグンと前向きになりました」
そんな加治さんの腸活ライフは、とってもポジティブ。
「食べたいものはガマンせず、どんな食べ方なら腸にいいかを考えます。大好きなチョコレートも、カカオ含有率の高いものにしたり、腸にいい食材と組み合わせたり。食事には発酵食品やハーブなどを取り入れています」。
無理なく楽しく続けられるのが、“かぢ流”腸活。今日からマネしたい日々の腸活習慣を教えてもらいました。
●加治さんの美腸をつくる6大食材
加治さんイチオシの、腸にいいベスト食材がこちら。
「どれもほかの食材と組み合わせやすいものばかり。いつもの料理に加えるだけで、おいしさもアップし、楽しみながら続けられます」
1:豆乳
大豆オリゴ糖が、腸の善玉菌のエサになって腸内環境を改善。
「高タンパク低脂肪で、イソフラボン豊富なのも女性にうれしいポイントです」
2:塩糀
塩代わりにかけるだけで深みのある味わいになり、腸にいい麹菌を手軽に摂取。
「タレやドレッシング、肉や魚料理の下味にも重宝」
3:みそ
整腸作用のある麹菌をたっぷり含むみそ。
「和洋中、どんな料理にもなじむので、料理のコク出しによく使います。具だくさんみそ汁にしても」
4:ナッツ
食物繊維や抗酸化作用のあるビタミン類やポリフェノールが豊富。
「アーモンドやクルミは料理にも合わせやすいし、そのままつまんでも」
5:ハーブ
香りが自律神経を整え、腸の働きがアップ。
「ドライでもOK。好きなハーブを組み合わせ、オリジナルミックスに。ポテサラやスープに使うのもおすすめ」
6:キノコ
豊富な食物繊維が、便のかさを増して腸内をきれいにお掃除!
「グリルしてサラダに加えたり、ソースにしたり、大好きで毎日食べています」