大掃除でせっかくきれいにした家の中。今年は「ついで」のお掃除で、ラクにキレイを保ちましょう。
知的家事プロデューサーの本間朝子さん、掃除ブロガーのよしママさん、整理収納アドバイザーの尾崎友吏子さん、シンプルライフ研究家のマキさんに、最速で掃除を終えるワザを教えてもらいました。
「ついで」掃除でかしこくラクしてきれいに!
●床置き粘着ローラーでイスの脚のホコリ取り
すべての画像を見る(全5枚)掃除機では取りにくい、イスの脚の下についたホコリ。
「フローリング用の粘着ローラーを床に置き、その上に脚を1本ずつのせて離すだけできれいに。わざわざイスを寝かせたりする手間もありません」(本間さん)
●クリームクレンザーとラップでシンクをピカピカに
シンクの汚れは、丸めたラップにクリームクレンザーをつけてこするとピカピカに。
「スポンジだと埋もれてしまうクレンザーの研磨剤が効果的に作用。使い終わったラップを捨てるついでに、気になる部分だけこすっても」(本間さん)
ラップならカーブや溝も洗いやすい!
●トイレの洗浄時間を掃除タイムに
用をたしたあと、洗浄している間にトイレットペーパーを手に巻き、水をつけて便座や床をさっとひとふきすれば、トイレ掃除が最速で完了。
「1日1回、気がついたときにやっておけば、汚れがつきません」(よしママさん)
●玄関掃除は家族が出かけてすぐが合理的
朝、家族が出かけたあとは、たたきに靴がない状態になります。
「このタイミングで掃き掃除をすれば、1分で終了。すぐ掃除できるよう、ミニサイズのホウキ、チリトリ、ゴミ袋をフタつきのカゴに入れて、玄関のすみにスタンバイさせています」(尾崎さん)
●濡れぶきんで取っ手をつかみ皮脂汚れをきれいに
「電子レンジや冷蔵庫、食器棚などの扉をあけるとき、濡れぶきんを手に持ったまま取っ手をつかんで、ついで掃除」(本間さん)
皮脂や油汚れがつきやすい場所なので、ときどきこうして汚れをふき取っておくと清潔です。
●扉閉め+換気扇で浴室を効率よく乾燥
浴室を使ったあとは、必ず換気扇を回し、湿気を逃しましょう。
「吸気用の隙間がある扉なら、閉めている方が効率よく換気できます。扉を全開にすると、洗面所に湿気が流れ込みカビを招くことも。もし隙間のない扉の場合は、5cmほどあけると同じ効果に」(本間さん)
●テーブル下に収納スペースをつくれば1分で片づけ完了
家族が文房具などを散らかしがちなダイニングテーブル。
「スチールのテーブルの脚の部分に、マグネット式のボックスを取りつけています。来客や食事の前にはそこに放り込めば片づけ終了。ポンポン入れるだけなので、子どもも簡単に片づけられます」(マキさん)