「名もなき家事」という言葉もあるように、家事は「料理」「洗濯」といったわかりやすい作業だけでなく、日常生活におけるちょっとした用事の集合体です。
ひとつひとつは小さなことでも、積み重なるとちょっとしたストレスに。そんなストレスを、100円ショップのアイテムで軽減しませんか?
教えてくれたのは、整理収納アドバイザーのまいさんです。
100均アイテムを使って解決!日常の家事のちょっとしたストレス
「ジッパーつき保存袋はかさばるし箱が生活感丸出し!」「急な集金に小銭がない!」「バスグッズヌメリの掃除が面倒!」…これは私が実際にストレスを感じていたことです。
これらのストレスが、100均アイテムを使うことで解決できました。詳しくご紹介していきましょう。
●かさばるジッパーつき保存袋は、ボックスに立てて収納
キッチンでお役立ちのジッパーつき保存袋。ただし、サイズが豊富なだけに、そろえて箱ごと置いておくとかなりかさばります。
カラフルなパッケージはごちゃごちゃした印象にも。
そこで活躍するのが、100円ショップの収納ケース。
ジッパーつき保存袋を箱から出して、この中に丸めて立て、シンク下の引き戸にレジ袋などと一緒に収納しています。
使うときはサッと引き抜けてスムーズ。残量が見えるので、ストックを用意するタイミングもわかりやすいですよ。
ラップやアルミホイルの箱もぴったり入ります。省スペースなうえに、取り出しやすく、残量がわかりやすいと、言うことなしです。
●「コインケース」に両替した小銭を入れておく
幼稚園や小学校は、写真代や立替など急な集金が多いですよね。そのたびに家のお金をかき集め、コンビニでなにかを買ってお釣りをもらうなどして用意していませんか? それでは時間とお金のムダ使いになりかねません。
そこで私は、100円ショップのコインケースに、小銭を入れておくことにしました。
「マメな人がすることでしょ」と思いますよね? 私も以前はそう思っていましたが、両替は銀行でまとめてできるうえ、一度両替すれば何年ももちます。
ビニールに包まれた硬貨は一本50枚。1円から100円まで1本ずつ両替すると合計8300円。500円を4、5枚にするとして、1万円くらいを一度両替すれば、小銭ストレスがゼロになります。500円と100円硬貨は減りやすいので、財布から補充することもあります。
私が使っているケースは、裏にお札も入れられるタイプ。
パッと見て表裏がわかるように、小銭側の留め具近くにシールをはってひと工夫。
コインケースを使ってから、集金の際に「急いで小銭をつくらなくちゃ」というストレスがなくなりました。
●バスグッズは銭湯スタイルに変えて、浴室を清潔に
シャンプーやボディソープの底とかポンプのヌメリは、掃除が面倒だし、いやなもの。お風呂に入っているときに視界に入ってしまうと、ゆっくりくつろげません。
そこで私は100円ショップの「底に穴があるカゴ」に、バスグッズを入れて使うときだけ持ち込む「銭湯スタイル」にしています。
使用後は、お湯を上や下からかけてバスマットに置きます。
翌朝には乾いているので、洗面所下に収納。
収納場所がなければ脱衣所に置きっぱなしでもいいかもしれません。とにかくしっかり乾かし、湿気のある浴室から出すことで、ヌメリがつきにくくなります。
浴室内も掃除がしやすくなり、お風呂上りにサッと流すだけ。一石二鳥です。
なにげないので気づきにくいですが、じつはストレスになっていることってありますよね。
でもちょっとした工夫で解消され、時短化したり節約できたりすることがあります。当てはまることがあればぜひ試してみてくださいね。