犬の室内飼育をしていると、とくに悩まされるのは「におい」「汚れ」「いたずら」の3つの問題です。この「三大困りごと」の対策をなにもしないままでいると、家が汚れるだけでなく、傷んでしまうことも。 その原因と、解決法を『愛犬のしつけ+15のトレーニング』の著者で、ドッグライフアドバイザーでもあるマルヤマミエコさんに聞きました。
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皮膚や被毛のにおいは、月1~2回のシャンプーで解消
犬と暮らし始めると、室内のペット臭が気になってくるものです。まずは、においの原因と対策について解説します。
長期間に渡って愛犬をシャンプーせずにいると、皮脂が酸化して犬の身体からイヤなにおいがしてきます。だからといって、あまり頻繁にシャンプーをし過ぎると、被毛を守るために必要な皮脂を洗い流してしまうことになります。ですから、月に1~2回を目安にシャンプーをしてあげてください。
人間用のシャンプー剤は、犬の皮膚や被毛にダメージを及ぼす可能性があるのでNGです。必ず犬用のシャンプー剤を使用してください。
愛犬のシャンプーを家でするのが大変な場合は、お金はかかりますが、トリミング部門がある動物病院やトリミングサロン行ってください。毛穴の奥の汚れまでしっかり取り除いてくれる、ミクロの泡が出る装置を取り入れているところもあります。