結婚後に発覚する夫を含めた義実家の本性。今回、ESSE読者(40代女性)に実際の結婚生活についてうかがいました。
後編の今回は、義実家のみならず夫まで豹変し、離婚を決意したというお話です。
インタビュアーは、漫画家でコラムニストのおおしまりえさんです。
【読者体験漫画】コロナのストレスで夫までモラハラに豹変。離婚を決意するも…
結婚を機に始まった、義実家全員からの陰湿な嫌がらせ。遠方なのでなんとかやり過ごしていましたが、タイミングよくコロナが流行し、自然な形で距離を取ることができました。
平和な家族生活が戻ってくるかと思いきや、今度は旦那がストレスでおかしくなり始めたのです。
●とどまることを知らない暴走。息子にまで悪影響が…
すべての画像を見る(全3枚)コロナになり、夫は在宅勤務にシフト。しかし慣れないかつ不安定な状況のせいか、もともとの神経質で潔癖症だった性格が大暴走。小さな水滴を見つけては、ささいな怒りを遠慮なくぶつけるようになってきたのです。
突然始まった夫のモラハラ。一体なにが気に入らないのか、なにがそんなに怒りを誘うのか、私にもわからず話し合いをしようと試みたものの、無視や逆ギレに発展し、火に油をそそぐだけでした。
それどころか、キレやすい父親を見た息子が、日に日に精神的に不安定になってしまったのです。
●離婚を決意。話し合いに応じない夫についに妻がブチギレ
このままでは私だけでなく息子が壊れてしまう…。
そう感じ離婚を決意しましたが、夫はまったく話し合いに応じず、あげく離婚に対して無茶苦茶な条件をつきつけてくるように。
なんとか穏便に話し合いで解決しようと試みましたが、私も堪忍袋の緒が切れてしまいました。
言ってることは無茶苦茶。出してくる条件は私への嫌がらせ。
暴走する夫の言い分を全部記録に残しつつ反論したところ、夫はなんとか離婚に承諾。言うことが二転三転するので、離婚すると承諾したことも、文面でいったん戻してもらいました。
後で知ったのですが、夫は親権を取りたいと主張したものの、まだ義実家にも離婚を報告すらしていないそうで、義実家でさらに虐げられるのが怖いのかもしれません。
現在はまだ離婚が成立していませんが、来年息子が小学生に上がるタイミングで、離婚と引っ越しをする予定です。今はそれに向け、息子と向き合い直し、新しい生活への準備を進めています。
<取材・漫画・文/おおしまりえ>