コロナ禍で家族が家にいる時間が増え、自炊回数が増えると、ゴミも増えます。
ゴミ箱を買いたしたというライフオーガナイザーの下村志保美さんに、ゴミを分別しやすく捨てやすいゴミ箱について伺いました。

家族が家にいる時間が増えたらゴミ箱を増やそう。フタなしも便利

コロナ禍で大きく暮らしが変化しました。わが家も会社員の夫がテレワークになり、在宅時間が増えました。
その中で買いたしたものの1つに、分別がラクにできるゴミ箱があります。

●家族が集まるとゴミが増える!

家で仕事をするようになると、ティッシュなどの小さなゴミも含めて紙のゴミが増えます。当然ですが、昼食も家で食べるようになります。

またコロナ禍以前は夫婦ともに会食などがありましたが現在はそれもなくなり、ほぼ毎日夕食をつくります。

そうすると必然的に食品パッケージも含めてゴミが激増。今までは45リットルのゴミ箱を2つに仕切って燃えるゴミとプラゴミを入れていましたが、すぐにあふれてしまうようになりました。

●ゴミ箱は置き場所+捨てやすさで考える!

2階がLDK+私のワークスペースという配置のわが家。

ゴミ箱スペース
ゴミ箱を置くスペースを先に考えるとすっきり
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ゴミ箱の定位置は、キッチン横にあるワークスペースのデスク下です。

プラゴミでいちばん多いのが食品パッケージ。このすぐ横がキッチンですので、ここにあるとすぐに捨てられます。
ここに収まるサイズで、フタをあけなくてもポイとゴミを捨てられるゴミ箱を探しました。

もちろんまた燃えるゴミ、紙ゴミ、プラゴミ、それぞれ収集日が違いますので、それぞれの日にパッとゴミが出せるというのも重要なポイント。
(ちなみに生ゴミとペットボトルや缶などは、キッチン横のバルコニーにゴミ箱を置いています)

●山崎実業・towerシリーズの「3分別ダストワゴン」は、見た目すっきり

3分別ダストワゴン

そこで見つけたのが、山崎実業・towerシリーズの「3分別ダストワゴン」。

こちらのワゴンは手前側が一枚の継ぎ目のない板になっているので、見た目がすっきり。

ワゴンのレジ袋をかけられるようになっている部分

そしてレジ袋をかけられるようになっています。

クリップで袋を止める様子

取手がないタイプのゴミ袋をかけたいときは事務用のクリップで留めています。

ボックスに紙袋

私が住んでいる自治体は雑紙と呼ばれる新聞や段ボール、雑誌などには該当しない紙資源ゴミを紙袋に入れて出すことができますので、雑紙用には紙袋をセットしています。

(紙袋不可の自治体もあるようですのでご注意ください)

ただ、紙袋だけだと中に少し重さのあるものを入れたときに倒れてしまうので、無印良品の「ポリプロピレンファイルボックス・スタンダードワイド1/2」に紙袋をセットしています。

●引き出さなくてもゴミ捨てができる

このゴミ箱に変えてから1週間もすると、家族も3分別のどの場所に何ゴミかを覚えたので、ワゴンを引き出すことなくデスクとワゴンの隙間に手を入れてポイッと捨てるようになりました。

ゴミ箱にゴミを捨てる様子

ここに捨てるゴミは臭いが出るようなゴミではありませんので、フタはなくても私は気になりませんし、むしろその方がゴミを捨てやすいので便利です。

今回のコロナ禍のように大きくライフスタイルが変わると、家の中の仕組みの見直しが必要だと痛感しました。