自分の黒歴史を赤裸々に描いた漫画を、インスタグラムで発表している大盛のぞみさん。2人の子どもを育てる母でもある彼女が、“ほっこり下品”な、ゆるい子育て漫画をお送りします。
いよいよ出産のため入院。そこへ、義両親が自分たちの荷物をダンボールで送りつけてきて…。
頼んでもないのに、義両親が産後来ることに!そんななか、ついに入院したら…
これ絶対に義両親来るやつやん。むしろもう、このダンボールの中に2人とも入っている流れでもおかしくない。
私は絶望した。
すべての画像を見る(全2枚)幼児性の強いダンナが初めての赤ん坊に恐れをなして、コッソリ自分の両親を助けを呼んだのかな? と思ったけど、意外なことに違っていた。
義両親は私たちを助けたい一心で、この4畳+6畳の築40年は軽く超えてるオンボロハウスに1か月泊まる、と決めたらしい。
お義母さんたち来たら、寝転がってお菓子も食べれんし、オナラとかできんやろうし、めっちゃ気を遣うんやけどどうしたらいいの!? 寝るポジションはどうなるの!?
優しさはビンビン伝わるけど、なんて面倒なことをしてくれようとしてるんだ!!
とりあえず入院の時間は決まってるので家を出たけれど、私の心はマグマのようなグツグツ灼熱地獄。忘れかけていたマタニティブラックが復活再燃してしまった。
NST(※ノンストレステスト。胎児の心拍やおなかの張りなどを機械で測定するもの)を受けていると、親戚のお姉ちゃんが顔を出してくれた。
愚痴や不安な気持ちを聞いてもらうと
「今は産むことだけ考えぇ。産まれたらあとのことはどうにでもなるけん」と、優しい言葉。
「確かに。今は無事産まれるかどうか大事なところやけん、悩むのはまだ早い」と、気持ちがどうにか前向きに。
ダンナも「あんな汚くて狭い部屋にうるさい大人4人とベイビー1人になるんだよ。きっと、なにも言わなくても、しんどくてすぐ岡山に帰っちゃうと思うよ。1か月もいたら気が変になっちゃうから!」と、後ろ向きに私を励ましてくれた。
そうこうしてると、結果を見に来た看護師さんが
「大盛さん、ここからの予定を変更しましょう。またすぐあとで来ます」と言って、慌てて部屋から去って行き…!?
次回、眠れぬ夜。