明治おいしい牛乳の容器が変わったのは、ご存知でしたか? これまでの牛乳にない容器に進化したうえに、じつは製法も進化してこれまで以上においしくなるんです! そんな明治おいしい牛乳の「おいしい理由」を確かめるべく、ESSEプラチナレポーターが工場へ聞きこみ調査に行ってきました。
おいしい理由を確かめるべく、いざ工場見学へ!
「おいしい牛乳がどのようにつくられていて、どこにおいしさの秘密があるのか実際に体験してみたい!」というプラチナレポーターの加藤さん(写真左)と朝岡さん(写真右)。2人は普段から「明治おいしい牛乳」を飲んでいるそう。
新しい容器に変わったのは知っていたけれど、なぜ変わったのか? なぜおいしいのか? どんなところで生産されているか? とにかく見て聞いてこなくちゃ分からない…。今回、そんな2人が見学してきた栃木県にある明治おいしい牛乳の製造工場は、業界最高水準の最新鋭工場でした。
とにかく広くて大きい工場を目の前にして、感激の2人。
まずは工場の製造ラインをひととおり見学。新しい容器の特徴と製造ラインでの仕組みを細かく教えていただきます。
厳重なチェックのあと作業服に着替えて、実際に製造ラインの近くまで行き、出荷までの様子を見学。
「とにかく工場内がどこもきれいでビックリしました! 清潔な工場内で生産されているのを見れて、安心安全が伝わってきます」(朝岡さん)
おいしさのヒミツ1:ナチュラルテイスト製法でおいしさがパワーアップ!
新容器のパッケージにも書いてある、「ナチュラルテイスト製法」とは、殺菌前に生乳に含まれる酸素を低減し、殺菌中の風味変化を抑える製法。これにより、搾りたての生乳本来の味を実現していました。
しかし、“もっとおいしい牛乳を届けたい!”“もっと新鮮な生乳のおいしさに近づけた牛乳を!”というこだわりから、製法が進化! この3月末から、さらにおいしい牛乳になります。
これまでのナチュラルテイスト製法では、製造工程の加熱殺菌前に生乳に含まれる酸素を低減していました。そうすることで、加熱による生乳中の酸化を抑えて、牛乳の風味を向上させ、新鮮な生乳のおいしさを実現していたのです。
今回、進化する「ナチュラルテイスト製法」は、これまでの工程にプラスして、生乳が工場に届いた段階から酸素を低減する製法です。酸化を抑える工程を増やすことで、より新鮮な生乳のおいしさを保った明治おいしい牛乳が家庭に届けられることとなります。
おいしさのヒミツ2:生乳への品質管理のこだわり
工場ではクーラーステーションや各酪農家から大量の生乳をタンクローリー(通称:ミルクローリー)で運び入れます。生乳の受け入れ時の検査に加え、研究所でも定期的に検査・分析。酪農家と協力しながら、いかにおいしい生乳をつくるか相談しながら、日々おいしさにこだわっています。
クーラーステーションや酪農家から運ばれてきた生乳は、工場の貯乳タンクにためられます。
研究所では「明治おいしい牛乳」に使用する生乳のサンプルを定期的に収集し、専門機器による香りの分析と、専門的な教育を受けた特別な研究員による官能検査(人間の舌でチェックすること)を行います。
おいしさのヒミツ3:新容器だから最後のひとくちまでおいしい!
新容器が従来の容器と大きく違ってキャップ式になったのは、酸化を抑え、新鮮な生乳本来のおいしさを求めたからこそ。キャップ式にすることで牛乳の香りを開封まで閉じ込め、開封してからも冷蔵庫の中で空気やにおいに触れないようになっています。従来の容器と比較すると、風味の評価が高く、新鮮な牛乳の香りをキープ!
6層の構造でおいしさ長もち!
新容器は遮光性にすぐれていて、蛍光灯などの光による風味劣化を抑えるために、これまでの容器より原紙の厚みをアップしています。光を通しにくい素材(クレイコート)でコーティングしているため、従来よりもより牛乳の風味が高くなりました。
●工場見学を終えて
「新しいパッケージが光と空気から守ることを知れたことはよかった」(加藤さん)
「搾りたてのおいしい牛乳を届けたいという想いが強く伝わってきた!」(朝岡さん)