旅先でのちょっとした不便。日本ならコンビニへ出かけて調達したり、フロントにお願いすることで解決できることが多いですが、海外だとそうはいかないことも。旅ライターのSannaさんは、ホテルでの滞在を快適にしてくれる小さなものを、いくつかキャリーケースにしのばせているのだとか。そこで、冬の旅行シーズンに気になるアイテムたちを教えてもらいました。

食事・洗濯・非常事態に役立つ!旅ライターが荷物に入れているアイテムとは?

海外旅行では日本とは勝手が違い、戸惑うことが多いもの。準備万端で行ったつもりでも、現地に到着してから「あれを持ってくればよかった」なんて思うことがありますよね。そんな事態に陥らないために、Sannaさんがいつも持参しているお役立ちアイテムをご紹介します。

●使い捨てのスプーンやフォーク
使い捨てのスプーンやフォーク
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おいしいレストランで食事をするのも旅の楽しみのひとつですが、デパ地下や市場でお総菜を買ってきて、ホテルの部屋で食べるのも楽しいですよね。ただ、宿泊先によっては、ナイフやフォークなどが部屋にないことも。

「日本のコンビニやお弁当屋さんでもらった使い捨てのフォークやスプーン、箸などを持って行きます。プラスチック製なら、きちんと洗いさえすれば旅の間じゅう、何度も使えて便利ですよ」

●ペンライトやミニ懐中電灯
ペンライトやミニ懐中電灯

海外には、停電が日常茶飯事なんていう国も。「訪問国にもよりますが、ペンライトを1本持っておくと安心です。この赤いミニ懐中電灯は、100円ショップで購入しました」。旅先の情報を事前に調べて、必要かなと思ったらぜひ持っていって。

●コーヒースティックやティーバッグ
コーヒースティックやティーバッグ

1日じゅう観光したあとの夜は、ホテルの部屋でぐったり…。こんな人も多いのでは? そんなときには、コーヒーやお茶を飲みながら、まったりするのもいいかも。

「日本からコーヒースティックやティーバッグを持参すれば、すぐにティータイムを満喫できます。現地のスーパーで調達しても、もちろんOKです。湯沸かしポットやカップ、ティーバッグなどが完備されていないところもあるので、スタッフにダメもとで聞いてみましょう。お湯入りポットとカップを用意してくれるところもありますよ」

●ビーチサンダル
ビーチサンダル

「海外のバスルームは、シャワーやバスタブ、トイレ、洗面所が一緒になっている所が多く、シャワーを浴びた後に床がびしょびしょになることも。スリッパが濡れるのはイヤだし、裸足で入るのもちょっと…というときに役立ちますよ」。ビーチ以外に、こんな使い方もあったんですね!

●ワイヤークリップ
ワイヤークリップ

ホテルで洋服や下着を手洗いして干せば、持って行く荷物を最小限にすることが可能。実践している人も多いのでは? 「部屋で洗濯したあと便利なのがこれ。ハンガーに無印良品の「ひっかけるワイヤークリップ」をかけ、ソックスやハンカチなどを吊るして乾かします」。

備えつけのハンガーととの組み合わせ

備えつけのハンガーとの組み合わせ、なんてワザもあるんですね!

●おまけ編 ちょっとしたお礼の品
ちょっとしたお礼の品

「旅先では現地の人に道を尋ねたり、お願いごとをしたりと、いろいろお世話になることが多いもの。私はいつもちょっとしたお礼として、抹茶シリーズのチョコやキャンディーを渡しています」。なるほど、抹茶味のお菓子なら簡単に準備できそうです。「前回の旅では、和菓子のミニ消しゴムを持参して喜ばれました。親しくなった方には、日本らしさが感じられる和風手ぬぐいや、和柄の化粧ポーチなどをプレゼントすることもあります」。

海外では想定外のことが起こりがち。訪れる国や宿のタイプによって、必要ないものもあるので、事前にチェックしてみてくださいね。