幸栄です。パン教室「toiro(トイロ)」を主宰しています。初めてパンを焼いたのは、長女の出産から1か月後のこと。あの日から試行錯誤を重ね、今は卵とバターを使わないパンのレシピをつくっています。パンを焼きながら、2人の娘の母としても、楽しみや大変さをたくさん感じる日々。毎日のなかで見つける、ささやかな幸せや楽しみをつづっていこうと思います。
仕事柄、おいしいものを知っておかなければならない!という言い訳で、気になる飲食店を巡ることがよくあります。先日、友人と代々木公園駅で待ち合わせて、おいしいものを求めていざ出発!最近気になる、代々木公園~表参道近辺のお店をご紹介します。
散歩をしながら立ち寄りたい、代々木公園~表参道の飲食店3選
●1月オープンの絶品ベトナム料理店
まずはランチタイムを狙って、1月にできたばかりのベトナム料理のお店、
ヨヨナムへ。
代々木公園脇の細道を入ったところにあり、ひっそりと立つ案内板、入口の看板がさりげなくておしゃれですよね。
こちらのレシピは料理家の植松良枝さんが監修なさっているとのこと。野菜いっぱいで人気の「和え麺」と迷った結果、この日は「ベトナム定食」に決定。
ナンプラーが効いた豚肉と野菜たっぷりの炒め物。お肉がとってもやわらかくて、とにかくおいしい。また食べたくなる味です。ランチの内容は日によって違うようなので、ほかの定食も気になります。早くも話題の店になっている「ヨヨナム」。
●ノルウェーコーヒーを堪能できるコーヒーショップ
そのあとは、ヨヨナムからすこし歩いたところにある、ノルウェーからやってきたコーヒーショップ「
フグレントウキョウ」へ。
フグレンとは、ノルウェー語で「鳥」という意味だそうです。ここのコーヒーは酸味が強めで浅め、私が好きな味わいです。今回はコーヒー豆を購入。普通のお豆よりすこし高めですが、とてもおいしいので納得。
●和風の雰囲気がモダンな落ちつきカフェ
その後、代々木公園から表参道まで歩き続け、さあ、そろそろどこかでお茶でもして帰ろうか。ということで、お気に入りの「
カフェ キツネ」へ。
フランスのファッションブランド「メゾン キツネ」が運営するカフェで、和の内装を施した、モダンで落ち着いた空間。私は抹茶ラテをいただき、友人はカフェラテを。
TORANOMON KOFFEEのオーナーバリスタである國友栄一さんがこのカフェキツネのコーヒーを監修なさったそう。すてきな空間においしい飲みもの、ぜいたくな時間。
日常から離れた場所でおいしいものをいただくと、自然と笑顔になり、内からとても満たされますね。あぁ、心から「ごちそうさまでした」。そう思える至福の時間を楽しみにまた、おいしくて癒される店巡りへでかけようと思います。
【幸栄(ゆきえ)】
1979年広島県生まれ。「はな」と「ひな」2人の娘をもつ。モデルとして活躍したのち、長女の出産を機にパンづくりに出合う。ベッカライダブルハウスにて、製造補助をしながらパンについて学び、 2010年から卵とバターを使わないパン教室、
toiroを始める。 著書に『
「ちょっとのイースト」で作る ベーグルとピザの本 (生活シリーズ)』(主婦と生活社刊)、『
パウンド型で焼けるおいしい食パン』(家の光協会刊)、『
あかちゃん、こども、おとなのパン―はじめてのパンづくり』(アノニマスタジオ刊)などがある。