こんにちは。若松美穂です。主婦業のかたわらエッセイストなどもやりつつ、楽しく、豊かに暮らすためのさまざまな工夫を提案しています。テーブルまわりを中心に、生活のなかの小さな発見をつづっていけたらと思っています。

若松美穂のおいしい生活
すべての画像を見る(全5枚)

 家の中をきれいに保つのってある程度の労力と時間が必要ですよね。「今日はここ」と決めて掃除しても、手が回らなかったり、ついついあと回しになってしまうものも。今回は、日々のお洗濯と連動させて、私がきれいを保つために実践している方法をお伝えします。

「スキマ洗い」は洗濯機を回す2回目がチャンス!

 わが家は娘たちがスポーツをしていることもありますし、女子は全員170cm近く、夫は180cm、衣類のサイズ感も大きいので、洗濯機を回すのが1回で終わることは、ほぼほぼありません。ただ、2回目を回すときに、まだ入れられるというスキマが見つかることがあるんです。そんな時に、普段は洗わない、でもきれいを保ちたい、という家の中のものを、ひとつ、ふたつポンと入れて洗うことにしています。

「スキマ洗い」は洗濯機を回す2回目がチャンス!

 たとえばクッションカバーや座布団カバー、花瓶や飾りの下に敷いているコースター。食器にかけてある布類などなど。

たとえばクッションカバーや座布団カバー

 カバー類は、汚れた手で触ったのか、なにかをこぼしたのか、気づくとけっこう汚れていますし、コースターや布も、時間が経ってほこりっぽくなっていることも。これらを一緒に洗えば、洗濯と同時に掃除という家事も片づいたようで、なんだかトクした気分。

カバー類

「おうちクリーニング」モードで回すタイミングも、狙い目

 さらに、「おうちクリーニングモード」なんてボタンがわが家の洗濯機にはあるので、よほど専門家に任せないといけないもの以外は、ニット類も自宅で洗います。

ニット類も自宅で洗います

 でも、1枚、2枚で洗濯機を回すのは、もったいない。そんなとき、ニットはそれぞれ洗濯ネットに入れ、クリーニングモード必須の、リビングで使っているブランケットやひざかけなども同時に入れて、まとめてきれいにすることに。

まとめてきれいにすることに

「きれいにしなきゃ!」ではなく、スキマがある時についでに…くらいの軽い気持ちで、家の中をきれいに保つのが私流なのです。

【若松美穂(わかまつみほ)】

1972年、宮城県生まれ。お金をかけずにセンスと工夫でおしゃれに暮らすカリスマ主婦読者として、生活情報誌『ESSE』や『サンキュ!』などで紹介され、人気者に。2011年、心理カウンセラーの資格を取得。主婦業のかたわら、エッセイストとしての執筆活動のほか、講演、各メディアへの出演など多方面で活躍。気持ちによりそった提案が主婦の熱烈な支持を得ている。「ペンギンのお茶会」「心を癒す講座」は、全国各地で実施され、リピーターとなるファンもいるほど。著書に「カリスマ節約主婦・若松美穂の暮らし上手の小さなヒント」「私と家族のしあわせ時間」(ともに扶桑社刊)など。 夫と、大学生、高校生の娘、母親の5人家族。埼玉県在住。
▼Instagramのアカウントは「

m_wakachin8