今年はきれいなまま暮らそう!そんな決意も、今はどこへやら…。このところものが散らかりがちにという人は、デッドスペースに注目してみましょう。クローゼットや収納庫などには、なにも使われていない、あいたスペースがあるものです。
「こうしたデッドスペースを収納に有効活用するには、100均ショップでも買える突っぱり棒が手軽で便利」というのは、ライフオーガナイザーの森麻紀さん。自宅で実践しているデッドスペース&突っぱり棒の活用法を披露していただきました。
家じゅうのデッドスペースを100均の突っぱり棒を使って収納に有効活用
【クローゼットに】
森さんが目をつけたのは、クローゼットの両サイドにありがちなデッドスペース。枕棚やクローゼット奥の壁を利用して突っぱり棒を渡しました。これにS字フックをかけてネックレスをつるして、アクセサリーの収納スペースに。「このようにゆったりとさせれば、からまりにくいうえに、コーディネートの際も選びやすくなります」。
すべての画像を見る(全5枚)ネックレスをかけるだけでなく、カチューシャやブレスレット、メガネ、ベルトなど、ファッション小物などもかけています。
【収納庫に】
リビングや玄関周りに収納庫があるお宅も多いでしょう。こちらの庫内の両サイドも、突っぱり棒を使って便利なスペースに改造してあります。
たとえば、サイドの下の方に突っぱり棒を渡し、掃除道具を立て掛ければ、道具を立ててコンパクトな収納が可能に。「収納場所に困りがちなフロアモップやブラシ類の収納に便利です」。
突っぱり棒を渡して、フックをかけて使ってみるのも。「私は掃除機をかけるときに必要な延長コードをつるし、掃除機と一緒にすぐ使えるようにしています」。
【洗濯機横に】
こまごまとした道具が増えがちな洗濯機周りのスペースにも、突っぱり棒は有効です。森さんは、洗濯機横のすき間を利用することに。
奥は洗濯機の側面と壁に、手前は浴室のドア枠に、突っぱり棒を渡して、洗濯に使うピンチやハンガー類をかけています。「この突っぱり棒は最短18cmのものです。意外と短いものもあり、こんな狭い隙間にも対応しているものがあって便利」。
洗濯機が脱水・乾燥使用中で揺れても落ちないように、両面粘着ゴム(耐震用)を使っています。
●教えてくれた人
【森麻紀さん】
夫、長女の3人暮らし。ライフオーガナイザー1級の資格を活かし、暮らしと空間を整える整理収納サービスを行う。ブログ「
今の暮らし これからの生活」