暮らしの心地よい回し方を提案する、整えアドバイザーの阪口ゆうこさん。ミニマリストな阪口さんにとって、生活に欠かせないのが無印良品のアイテムなのだそう。そのなかでも、お宅で大活躍しているという偏愛アイテムを紹介してもらいました。
高価なものより使える!長いつき合いの化粧水
すべての画像を見る(全5枚)何年間もくり返し使っているのがこの化粧水。種類はいろいろありますが、私が使っているのは「敏感肌用・高保湿タイプ」。大きなボトルなのにパッケージデザインがミニマルかつ無機質このうえないので、どこに置いても悪目立ちしないのがいいですね。
途中で、ちょびっとお高い化粧水に浮気したこともありましたが、肌の調子はよくも悪くも変わりなく…。じゃあ見た目も効果もお値段もそれなりに満足している、この化粧品がええんやないかと、また元に戻った次第です。
くり返し購入している真っ白スポンジ
食器洗いや掃除用のスポンジ類は真っ白というのにこだわりがある私。無印良品なら理想どおりのものが見つかります。キッチン用の「ウレタンフォーム 三層スポンジ」と、浴室掃除用の「ウレタンフォーム三層バススポンジ」が私のイチオシです。
スポンジって替えどきがわかりにくくないですか?でも白なら、写真のように汚れて色が変わる。それに耐えかねるタイミングで替えればいいんです。
色つきのものを使っているときは、本来汚れを落とす役割であるスポンジを、相当やばい状態にまで汚していた気がしますが、白いスポンジにしてからはそんなこともなくなりました。食器スポンジもバススポンジもハードめにつくられているのも私好み。汚れをしっかりこすり落としてくれるような使用感です。
大人でも使いやすい「こども食器」シリーズ
わが家では、無印良品の「こども食器」シリーズの食器を多数使っています。よくあるプラスチック製ではなく磁器ですが、持ちやすく、使いやすいのが特徴。
もともとは小さかった子ども達用に購入したものでしたが、形やサイズ感がとにかく秀逸。子ども達が十分に大きくなって、もう大人用の食器でよくなっても「こども食器」を手放すどころか、大人の分までさらに買いたほどです。
人を選ばず使いやすい形や色、多用途すぎる絶妙なサイズ。ロングセラーの定番商品なので、もし割ってしまっても、同じものが買いたせる安心感も最高です。
洗練デザインのネーム印は書体、インクも選べます
極めたシンプルってこういうことではないでしょうか。印鑑でこんなスタイリッシュなデザインのものは、ほかに知りません。
「ネーム印 インキ補充タイプ」は文字だけでなく、書体やインク色を選んでオーダーできます。ひとつはオーソドックスに、朱色のインクにかっちりした書体で宅配便などの認め印用に、もうひとつは黒いインクで優しい書体で子ども達の持ち物に使います。用途に合わせてオリジナルがつくれるのがいいところ。実用度はお墨つきです。
地味に大助かりの洗濯ハンガー
「ポリプロピレン洗濯用ハンガー・シャツ用」も、なくてはならないアイテム。一見、どこにでもありそうな白ハンガーですが、私はかなり助かっています。このハンガー、よく見ると、ちょっと形が特殊。じつは、服の首元からハンガーを突っ込んでも、首元が伸びない仕様になっているんです。
濡れた服の裾からハンガーをとおす作業がおっくうだったので、これは画期的。日々の洗濯の際に便利さを噛みしめています。
ほかにない日用品が見つかるのが無印良品のいいところ。なにげなくぶらついてみるだけで、探し求めていたものが見つかるかもしれません。年に数回行われる、一斉セール「無印週間」は私も必ずチェックしています。
【阪口ゆうこさん】
整えアドバイザー。夫、小学生の長男、長女の4人暮らし。自宅セミナーで収納や時短家事など暮らしをスムーズに回す工夫をレクチャーする。「
HOME by REFRESHERS」著書『
家族がいちばん。だからきちんと選べる。きちんと使える。ゆるミニマルのススメ』(日本文芸社刊)が発売中