年末の大掃除でリセットしたはずのお風呂場も、気を抜けばあっという間に汚れてしまいもの。日々の汚れを一度ためてしまうと、完全に取り除くのは至難の業です。これを防ぐのにおすすめなのが「ついでにやる」「汚れを予防する」「汚れを放置しない」「家族にも協力してもらう」というお掃除方法。新年が始まった1月のこのタイミングのうちに、この3つのルールを家族で徹底しておきましょう。ルールをみんなが守れば、今年の1年間はきれいで快適なバスタイムが楽しめます。年末の大掃除も、きっとラクに終えることができるはずです。

汚れを防止しながら、ちょこちょこ掃除をして、浴室の汚れをためない!

●ヌメリやカビを予防!フックに洗面器やイスをつり下げて水きりを

フックに洗面器やイスをつり下げて水きりを
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 入浴したあと、洗面器やイスを床に置いたままだと乾燥が遅く、ヌメリやカビを寄せつけがち。S字フックでつるしておけば水がきれ、ときどき浴室用洗剤とスポンジで洗うだけで、十分にきれいになります。いちいちどかす手間もなくなるので、床掃除がしやすくなるメリットも。

●湯アカに効く重曹を入浴剤代わりに!汚れをためないことを習慣に

湯アカに効く重曹を入浴剤代わりに

お風呂に入浴剤として重曹を入れると、体も温まるうえ、浴槽の掃除のときに湯アカが落ちやすくて一石二鳥。さらに残り湯をお風呂の床掃除や洗濯に使えば、普通の水を使うより効果的です。

●メラミンスポンジを常備し、浴槽につかりながら掃除

メラミンスポンジを常備し、浴槽につかりながら掃除

メラミンスポンジを浴室に常備しておきましょう。お湯につかりながら、浴槽回りや水道のウロコ汚れを落とすのを習慣にしてしまいます。家族にも協力してもらえば、入浴のついでで浴槽がきれいになり、いつもの掃除の手間がグッと減りますよ。

●トリートメントの間をボトルの掃除タイムに

シャンプー後、トリートメントをして待っている時間を掃除タイムにしてしまいましょう。シャンプーボトルの底などをブラシでこすれば、汚れがたまりません。座っていると、目につきにくい細かい汚れも発見できます。

●入浴が終わる度に、排水口に重曹をふりかけてヌメリ防止

排水口に重曹をふりかけてヌメリ防止

排水口のヌメリにはアルカリ性が効果的。入浴後、排水口の髪の毛などを取り除いてスプーン1杯程度の重曹をふりかけるようにすれば、排水口がヌメリにくく、掃除がグンとラクになります。

●排水口に髪の毛取りシートをはっておく

排水口に髪の毛取りシートをはっておく

100均ショップなどで売っている排水口の髪の毛取りシートをはっておけば、ゴミや髪の毛が引っかかってそのまま捨てられて、掃除の手間が減ります。コストパフォーマンスも抜群です。

●風呂上りの前に浴室全体に水を流し、シャワーを高い位置にセット

上がる前に浴室全体に水を流し、シャワーを高い位置にセット

湿気がこもるので、入浴後はシャワーで水を流して温度を下げ、カビの発生予防を。また、シャワーホースを低い位置にかけるとたわんだホースが壁や床に接し、カビの原因になるので高い位置にセットしなおしましょう。

●最後に入浴した人がスクイージーで水をきる

最後に入浴した人がスクイージーで水をきる

最後に入浴した人が、スクイージーで壁や床の水気をきるのを家族のルールにしてしまいましょう。カビの発生が激減し、毎日の簡単なお風呂掃除だけで、浴室がいつもピカピカになります。

●子どものお風呂用オモチャは洗濯ネットに入れてつるす

子どものお風呂用オモチャは洗濯ネットに入れてつるす

子どもがお風呂で遊ぶオモチャを浴室の棚などに置くと、ヌメリやカビが発生しがち。目の粗い洗濯ネットに入れ、浴室の物干し用バーにS字フックでつるすと、水気がきれ、通気性も抜群。安心して遊ばせられます。

●体をふいたタオルで浴室の床や壁をふく

体をふいたタオルで浴室の床や壁をふく

毎日お風呂上がりに体をふいたタオルで浴室の床や壁をふくことを習慣に。これでカビはほとんど発生しません。一度徹底的にカビ取りをしてきれいにしてから、これを実践するのがおすすめ。