宝塚歌劇をこよなく愛するヘアメイクアップアーティストの山本浩未です。私、“TAKARZUKA”を知って人生が変わりました! そんなTAKARAZUKAのすばらしさをみなさまにお伝えするべく、観劇の感想や、今後の公演への期待を綴ります。すべては私の妄想、個人的な感想&意見でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
Vol.14星組新人公演『桜華に舞え‐SAMURAI the FINAL-』
宝塚大劇場、東京宝塚劇場で行われる本公演の上演期間中に、その演目を入団7年目までの若手が上演する、新人公演。宝塚と東京でそれぞれ1回だけ行われるレアな新人公演は、宝塚スターへの登竜門ともいわれています。今回星組の新人が演じたのは『桜華に舞え‐SAMURAI the FINAL-』。幕末の動乱期に薩摩藩の貧しい城下街に生まれ、人並みはずれた度胸と剣の腕で、明治維新の立役者の一人ともなった桐野利秋の物語。本役による本公演は引き続き東京宝塚劇場で11月20日まで上演中です。
若手たちのキラッキラの勢いとパワーに圧倒される!
明治維新と若い演者には、始まりとか初心といった共通点があり、本公演とはひと味違う若さと勢いがありとても良かったです。初主演の天華えまちゃん、華やかさのあるアイドル系で和モノのお衣装もよく似合い歌もいい。今作は主役以外にもそれぞれの役にちゃんとドラマがありうまくまとめてて、ストーリーに厚みが出てる良作。キラッキラの勢いとパワーある星組の若手たち、これからも楽しみ!
【山本浩未】
宝塚をこよなく愛する乙女系ヘアメイクアップアーティスト。「生活者としてのキレイ」をテーマに活躍中。シンプルでわかりやすい美容理論を元にメイクアップ、コラムの執筆など連載を持ち、健康的で美しく暮らすライフスタイルが、世代を超えた女性に支持されている。新刊「
おとな美人を作る「メイクの基本」」(宝島社刊)が11月18日に、「
今治美肌タオル付き山本浩未のスチームON(おん)顔(がん)」(講談社刊)が11月29日に発売予定。「
きれいは力」(幻冬舎刊)、「
美人メイク基本の“き”」(宝島刊)、「
同窓会で二番目にキレイになるには …」(小学館刊)など著書多数