「塩ヨーグルト」をご存知ですか? 日本ではヨーグルトといえば朝食やデザートのイメージですが、世界では万能調味料として知られています。15年以上前からヨーグルトを料理に使ってきたという、各国料理研究家の佐藤わか子さんに、塩ヨーグルトのつくり方と使い方を教わりました。
「塩ヨーグルト」のメリットとは
■自宅で手軽につくれる
材料費が安く、つくりやすい分量でつくれるうえ、どんな食材や調理法とも相性がよくて使いやすいんです。ヨーグルト床が2~3回使えるところも経済的です。
■美容と健康に◎
ヨーグルトは三大栄養素やビタミン、カルシウムを含むすぐれた食品であるうえ、乳酸菌が腸内環境を整え、新陳代謝を活発にしたり免疫力を上げたりする作用も
■食べ方が幅広く、アレンジもラクラク
クリームチーズのようなペースト状になるので、パンに塗ったり、ディップの素材に使うとおいしくなります
「水きり塩ヨーグルト」のつくり方
すべての画像を見る(全3枚)[材料](つくりやすい分量)
・プレーンヨーグルト(無糖) 200g
・塩 少し(小さじ1/8程度)
[つくり方]
(1) ザルにペーパータオルを敷いて、受け皿にのせ、ヨーグルトを入れて冷蔵庫で30分~ひと晩、好みのかたさになるまで水きりをする。
(2) ボウルに(1)を入れ、塩を加えて混ぜる。
でき上がり!
[食べ方]
水きりするとクリームチーズのようなペースト状になります。バターの代わりにパンに塗ったり、マヨネーズの代わりにポテトサラダに加えてもおいしですよ
塩ヨーグルトをアレンジ!「アボカドヨーグルトディップ」のつくり方
[材料](つくりやすい分量)
・アボカド(スプーンで実をこそげ取り、粗くつぶす) 1個
・トマト(湯むきし、種を除いて5mmの角切り) 1/2個
・タマネギ(みじん切りし、水にさらして水気をきる) 大さじ2
・A[水きり塩ヨーグルト100g ニンニク(すりおろす)1/4かけ 塩、コショウ各少し イタリアンパセリ(みじん切り)適量]
・レモン(くし形切り)、バゲット 各適量
[つくり方]
(1)トマトとタマネギは、トッピング用に少し残しておく。アボカドと残りのトマト、タマネギ、Aを加え、よく混ぜる。
(2)器に盛り、トッピング用のトマト、タマネギをのせ、バゲットを添える。好みでレモンを絞って食べる。