計算が合わない、未記入のレシートが山積み…。どうしても家計簿が続かなかったズボラ主婦の私(石川県在住の29歳)ですが、個人事業主の私と契約社員の夫で3人の子どもを不自由なく育てていくために貯金は必須!というわけで始めたのが、ストレスフリーでできる袋わけ家計管理でした。その結果、昨年は約100万円の車を一括購入し、家族旅行もエンジョイ。
1年間で62万4237円の貯金を実現しました!
すべての画像を見る(全3枚)私が袋わけをおすすめしたい4つの理由
袋わけを私がおすすめするのには、主に4つの理由があります。
1)予算を決めておけば、使いすぎ防止に役立つ
2)1か月に1回まとめて現金を下ろしてくるので、こんなにたくさん使えるという喜びと減っていく悲しみがリアルタイムで感じられる
3)袋の中身がなくならないように使うだけだから、頭を使わなくていい
4)使っていいお金をきちんと確保しておくことで、お金を使うことへの罪悪感がなくなる
続ける秘訣は、家計が苦しくなるといちばん最初に削られる「夢や楽しみ費用」をあえて項目として入れること。私は、ディズニーとDIYが好きなので、その2つの予算を月々積み立てておくことで、ストレスなくお金を貯められています。
袋わけには、A4ファイルがおすすめ
最初は、蛇腹式のファイル(
)に袋わけしたお金を入れて管理していたのですが、袋が増えすぎてボタンがとまらなかったり、残金が見にくくて悩んでいました。そこで、新しく取り入れたのがA4ファイル。
・見開きで見やすい、袋わけしやすい
・袋(ポケット)の順番が固定されて、バラバラにならない
・ポケットにお金を入れるだけなので、振り分けがラク
・袋わけ項目が増えても、好きなだけリフィルで足すことができる
上記のようなメリットがありました。100円ショップでも手に入るので、今から始める人には、ポケットで分割できるA4ファイルをおすすめします。
とても簡単!袋わけ家計管理の方法
では、私が実際にやっている袋わけの方法を紹介したいと思います。手順は、以下の4つだけ。予算は1度考えれば、あとは調整するだけなので、大変なのは、予算を考える1回だけです。
1)考えられるすべての支出を書きだす(マステに書き出し、決まったところからそのままファイルのポケットに貼りつけるのがおすすめ)
2)収入内に収まるように月々の予算を多めに組む(できるだけ過去の出費が多かった月を基準にする)
3)給料日が来たら袋わけ分の金額を下ろしてきて袋わけ
4)毎月袋わけ項目を見直し、必要に応じて項目や金額を調整していく
現在袋わけしている項目:週予算(やりくり費)・おこづかい・町内会費・イベント、冠婚葬祭費・こども貯金・貯金・固定資産税積立・クルマ費・生命保険積立・住民税積立・住宅修繕積立・DIY費・医療費・被服費・美容費・旅行積立・ディズニー積立・予備費など
食費や日用品代は細かく袋わけしない
日常的に使う食費や日用品代は、細かく袋わけしていません。なぜなら、食費・日用品代・外食費などを別々の袋に入れて、常にカバンに入れて持ち歩くと、お会計時に複数の袋からお金を取り出すことになり、モタモタしてしまいますし、袋の見た目もおしゃれではないので恥ずかしいです。やりくり費は項目ごとに分けずに1週間に1万円など週ごとでわけてみてください。
袋わけでとくによかったことは、お金の使い先と金額を決めることで、いざお金を使うときに出し惜しみせず、予算いっぱい思いっきり楽しく使えること。
商品を選ぶときに、今まではとにかくいちばん安い商品を買っていましたが、袋わけを始めてからは、予算内なら好きな商品を買っても大丈夫、と買う楽しみが増えました。
ズボラさんや忙しくてなかなか家計簿が続かない方は、袋わけ家計管理から始めてみてはいかがでしょうか。