本格的に寒い季節です。「今着る服がない、取り出せない」という方は、服を減らし、衣替えしなくてもいいクローゼットを目指しませんか? 整理収納に詳しいブロガーのフネさんに教えていただきました。

年末に向け、服を減らして衣替えの憂鬱をなくそう

衣替えって大変ではないですか? とくに40代ともなると捨てられない服も増え、季節ごとのやっかい家事に。

とにかく面倒な家事が嫌いな私は、なるべく衣替えをしなくていいクローゼットを目指しています。

そのためにクローゼットのここにはトップス、ここには下着、と場所を決めて、なるべくすべての季節の服をすぐ取り出せるところに収納。入れ替えなし、入れっぱなしです。

もちろんダウンコートなどのアウター、スキーウェアなどは別なのですが、入れ替えるものが少なければ少ないほど衣替えに費やす時間も手間も短縮できます。

衣替えをまったくやらない、というのは無理でも、少しでも負担を減らしませんか?

今回は少なく厳選したアイテムで着まわし、衣替えの面倒を少なくする方法をお伝えします。

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●「なんとなく手の出ない服」を減らしてスペース確保

なんとなく手が出ない服には理由があります。

・ちょっときつい

・太って見える

・トイレでもたつく

・着心地はいいけれど毛玉がついているから外では着られない

・色があんまり好きではない…など

最近の服は丈夫で、滅多に破れたりしません。ましてあまり着ないならなおさら汚れません。

自分で「いらない」と決断し、外に出してあげなければいけません。

さあ、出してあげましょう。

私がこの作業をすると、去年買った服を処分することもあります。

つまり、去年と今年でも着たい服は変わってしまうということです。

だから高い服はあまり買いません。プチプラを着倒すことが多いです。

●服は「替える」のではなく「たす」

替えるのではなく「たす」
替えるのではなく「たす」
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冬用の裏起毛のパンツは温かいです。でも、パンツの中に発熱・保温の機能性レギンスを履いた方がもっと温かい。それほど寒くなければ、ストッキングを1枚たすだけでもかなり温かくなります。

半袖のTシャツは中に長袖を重ねてレイヤードスタイルにすると、春秋に対応できます。寒くなればその中に保温性インナーを着ます。

こんな風に、なるべく収納しづらい厚手の服は買わないようにします。「着る物を替える」のではなく「たす」という考え方です。

●かさばる衣類をそもそも買わない

娘がこの秋処分したセーター
娘がこの秋処分したセーター

収納の場所を取る分厚い衣類を少なくすることは、じつはとても有効です。

服の数を減らすのではなく、かさを減らすのです。

たとえば厚手のざっくりセーター、かわいいですが意外と風を通します。ハイゲージのニットや薄手のフリースのほうがじつは温かいことも。

フードつきのスウェットをフードなしのハイネックにしてみると、畳んだときにかなり違います。前から見るとフードつきのように見える、紐が入ったハイネックデザインのものも売っているので、かさを減らす参考にしてみてくださいね。

●「マイ定番」を持とう

“自分スタイル“の確立
“自分スタイル“の確立

仕事にも使えるので、普段着もほぼパンツスタイルです。

素材違いで持っている色は、黒・白・ベージュ・カーキの定番色。どんなトップスにも合います。

それ以外にも、機能性や形もある程度決めています。

ストレッチが効いているもの、自転車に絡まないように裾の広くないもの。

このように自分の定番を決めてしまうと、選びやすくコーディネートもしやすいです。それだけでなく、「買ってから失敗→タンスの肥やし」となることも防げます。