老後を見据えて生活が変化する50代。 もうすぐ50代になるミニマリストのブロガー・本多めぐさんは、夫婦で食べる量が減っていることから、思いきって一口コンロに替えたそう。実際の食卓を見せてもらいました。

食べる量が減る50代夫婦の台所は一口コンロがぴったり

そろそろ50代を迎える夫婦二人暮らしです。結婚当初はふたりとも若くて食欲があり、夫は1.5人前をぺろりと食べていました。

ですが、年齢とともに少しづつ食べる量が減っていきました。最近はふたり合わせて「少なめの2人前」を用意すればたりるのです。

そうすると、2口コンロは場所をとるわりに活用しきれず、買い替えのタイミングで思いきって一口コンロに変えました。

 

●掃除は片手でひょいっとコンロを持ち上げてふく

50代は一口コンロで十分!
50代は一口コンロで十分!
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結果、変えてみて大正解!

一番のメリットは、掃除がとってもラクになったことです。

 

コンロが2口から1口に減ったことで、汚れやすく掃除がしずらい「五徳と受け皿」部分のお手入れが半分に。

さらに魚焼き器がないため、重くて手入れが面倒な部分がそっくりなくなって好都合なのです。

魚肉ソーセージ磯部焼きランチ
魚肉ソーセージ磯部焼きランチ

 

では魚料理はどうしているかというと、フライパンで焼いています。

「やっぱり魚は直火で油を落として」…という人には不向きですが、こだわりがなければフライパン焼きで十分。

魚焼き器は重たくて手入れが面倒ですよね。年齢とともに体力も落ち、日々の作業が面倒になってくるので、なるべく省力化しようと考えています。

またフライパンのほかにも、トースターや電子レンジのオーブン機能を使っても代用できますよ。

 

コンロが大きいと動かしにくく、以前は目に見えるところだけ掃除するのみで、コンロ下はカオス状態になっていました。

「重たいコンロを持ち上げてふく」なんて、面倒なのでやらないのです。正直、コンロ下の掃除は年に数回でした。

 

しかしミニサイズになった今は、片手でひょいっと持ち上げて、サッとふくことができるのです! 調理台をふくついでにコンロ下も流れ作業でふけるため、日々のルーティンになりました。

お掃除の手間が少ないって大事ですよね。ズボラな私でもキレイな状態を維持できています。

 

●見た目がすっきり、場所を取らない

一口コンロ
一口コンロ

ふたつめのメリットは、コンパクトで場所を取らないこと。

2口コンロと比べて、横幅だけでなく高さや奥行きもないため、大きさは以前の1/3ほど。見た目のスッキリさが全然違います!

あきスペースには油引きとオイルポットを置いています。場所を有効活用できるので、キッチンが狭い方におすすめ。

 

●電子レンジや電子ケトルを併用してごはんは簡単に

一口コンロでできる、肉団子甘酢タレの夕食の実例
一口コンロでできる、肉団子甘酢タレの夕食の実例

 

1口コンロを使った料理のやり方は、慣れれば平気です。

私の場合、メインのおかずだけ食事の直前につくります。副菜は時間のあるときにつくりおきをするので、同時調理はあまりしません。

食べる直前に、副菜や汁物を電子レンジで温めれば、すぐに温かい食事が準備できます。

電気ケトル

 

食事に添えるお茶やインスタントスープなどは、電子ケトルでOK。 そのほかにもホットクックなど調理家電をお持ちの方は活用できるので、さほど不便はないと思います。

 

家族が多くて大量につくる方や、忙しいワーママさんなど短時間で何品もつくりたい方は、2口以上あったほうが効率よいでしょう。

 

 親子丼の夕食
 親子丼の夕食

夫婦二人で少量ですむ人、つくりおきする人、電子レンジ調理が多い人なら一口コンロでやっていけると思います。

 

●50代は掃除の手間を減らしましょう

 

チキンカツの夕食
チキンカツの夕食

注意点は、一口コンロはガス台自体が小さいため、やや不安定なところ。揚げ物をする際は危険なので目を離さないように注意してください。

 

その点、IHの1口コンロは表面が平らなので安心して使えます。手軽さを追求したらIHの1口コンロは最強かもしれません。

歳を取ったら掃除やお手入れの負担を減らしたいですよね。 アラフィフの夫婦二人暮らしにとって、小さな調理器具がベストです。