毎朝、忙しい家族全員が使って散らかる洗面所。
「洗面所は散らかること前提で収納を考えています」というのは、整理収納に詳しいブロガーのフネさん。イライラしないできれいが続く洗面所の収納について教えていただきました。

扉裏に歯ブラシを吊るす
扉裏に歯ブラシを吊るす
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洗面所は散らかること前提で美しく整える

洗面所は毎朝、そして毎晩家族皆が使いますよね。しかも道具をいろいろ使います。出したりしまったり、出しっぱなしだったり。

そんな洗面所をいつもきれいに保つのに、子どもにガミガミ叱ったり夫にイライラしたり神経をすり減らしては、楽しく毎日が過ごせません。だから、考え方をちょっと変えましょう!
「洗面所が散らかるのは当然」なんです。

●散らかる前提、片づけるのが楽しくなるモノ選びを

散らかる場所ならそもそも散らかりにくく、片づけやすく、なにより家族に片づけてもらいやすくしましょう。

洗面所

洗面所は私のブログのタイトル背景にも使っているほどお気に入りの空間。

お気に入りのグッズを並べて気分のアガる洗面所を目指しました。そうしたら、毎日の片づけも苦になりません。片づけることより、片づいた後の風景で気持ちもスッキリ。

自然と元に戻したくなる、浮かせる収納

歯みがき粉は出しっぱなしにされがちな超定番。以前は散らかって見えない

無印良品の真っ白パッケージの歯みがき粉

を紹介したと思います。

でも先日、歯医者で知覚過敏を指摘されてしまったのです。というわけで現在使っているのは知覚過敏用歯みがき粉。
歯みがき粉ってどこのメーカーも色と文字がごちゃついていて出しっぱなしには向きません。とはいえ買うたびにわざわざ周りをシートでラッピングするなんて面倒ですよね。

そこで、キャンドゥで歯みがき粉ホルダーを購入して、鏡の裏に歯ブラシと共にくっつけています。

引っかけ収納は、使うたびになぜか戻してもらえるんですよね。これも行動心理?
とにかく片づけられないメンツがそろった5人家族のわが家でも、これにしてから歯みがき粉の出しっぱなしはゼロです。

歯みがき粉ホルダー

しかも、このホルダーにはチューブをクルクルと巻き取る絞りきり機能がついているので、最後までニューッと出せますよ。

とっても優秀で110円です!

●歯みがきコップは鏡にくっつける

以前の記事でもお伝えした

ティッシュの「浮かせる収納」

。じつはこのように浮かせているものがほかにもあるんです。

コップは鏡にくっつける

歯みがきコップです。

吸盤で土台が鏡にくっつけてあり、コップはマグネットで土台にくっついています。

「ボタンがあると押したくなる」という行動心理がありますが、このようにマグネットが目の前にあると、口うるさく言わなくても皆パコッとコップをここにくっつけます。

 

しまう収納は使いづらい!忙しい朝に出しておきたいボトル類

 

雑誌のようなおうちには「なんにも出していません」的な洗面所もあります。憧れますが、正直朝は忙しい。

出しっぱなしのほうが便利なものは出しておきましょう。

無印良品の化粧水など

わが家は女3人なので、化粧水や乳液など毎日使うので出しっぱなし。ほとんどをシンプルな無印良品を選んでいます。

そのシンプルな見た目が好ましくてほぼパッケージ買いですが、使い心地はよく、気に入って継続して使っています。

 

化粧水は以前から使っているものがあるのですが、それも真っ白なデザインなのでそのまま使っています。

●おそろいのボトルにしてみる価値あり

今は100円ショップなどでもシンプルな容器が売っているので、そろえるととてもスッキリします。
一度この「スッキリ」を味わうことは片づけにおいて大事なことで、そのときの快感を脳が覚えてしまえば行動につながりますよ。
詰め替えが面倒なら無印良品、安くておしゃれ、おすすめです!

●ボトルもスプレーヘッドをつけて時短に

も無印良品のスプレーヘッド

私は無印良品以外の化粧水にも無印良品のスプレーヘッドを取りつけて、お風呂上りや洗顔後にすかさず、シュッシュッとしています。

 

フタをあけて手のひらに出して顔に、というちょっとした手間も省くと便利で時短。

 

(※規格があるのでわりと合いますが、スプレーヘッドがつけられるか、内フタが外せるか確認してから購入して下さい。もちろん無印良品の化粧水には合います)

コットン用のポンプヘッド

ふき取り化粧水にはコットン用のポンプヘッドを。

こうすると鏡の中の棚にボトルを置いたままコットンでプッシュするだけで化粧水がしみこむので、置きっぱなしで使えます。片づける手間はなし。

●毎日使う洗面所はラクしてきれいを保つ!

左から洗面所

よく使うものは出しっぱなしがラク。

でも出ているものが少ないと見た目がよいだけでなく掃除がラクです。

 

“本当によく使うもの、本当に出しておきたいもの”はその家庭によって違うもの。

「うちにはこれ」という厳選した使うモノだけ出しておくことと、勝手に片づけてもらえるような収納で、家族のストレスとあなたのストレスを少なくしましょう。

 

ラクだからこそ「ついで掃除」ができたりするので、キレイが続きますよ!