アメリカ・シアトルに住んで十数年。子育てに奮闘するライターのNorikoさんが、現地で話題のフードやライフスタイルをレポート。今回のテーマは、「メイソンジャー活用法について」。もしあなたのお家に使っていないメイソンジャーがあったら、ぜひこのアイデアを活用してみて!
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もうすぐクリスマス!メイソンジャーを取り入れてデコレーション&おもてなし
アメリカの街並みはすっかりクリスマス一色。あちこちにクリスマスライトが光り、ギフトショッピングに出かける人々でにぎわっています。そんな景色を見てしまうと、クリスマスらしさをお家の中に取り入れたくなりますよね。
そこで、活躍するのがメイソンジャー! 日本でもすっかり定着した感がありますが、最近使っていますか? 普段使っていないならなおさら、メイソンジャーを活用して、お家の中でいつもと違う雰囲気を演出してみてはいかがでしょうか。
●クリスマスも「シンプル」が今年の気分
たとえば、クリスマスツリーやリース。いつものキラキラした飾りをはずしてみたら、ぐっとシンプルなよさが引き立ちます。
その飾りをメイソンジャーに入れて飾ってみたら、もうひとつ、さりげないクリスマス・インテリアの完成。子どもの手づくりの飾りも、メイソンジャーに入れたらスッキリ、部屋のインテリアの一部としてマッチングできました。
●花ビン代わりにもキッチン回りにもメイソンジャーが活躍
クリスマスらしい赤い実のついた枝をメイソンジャーに入れて飾るのもおすすめ。シンプルなメイソンジャーだからこそ、実の赤色や葉の緑色が引き立ちます。花は花ビンにという発想になりがちですが、身近にあるものを花ビン代わりに使えば、ものを持たないミニマルライフにつながりますね。
同じ要領で、キッチン回りにもメイソンジャーを。義母からもらった生のハーブは、そのままメイソンジャーに枝ごと挿して乾燥ハーブにしました。キッチンにハーブのよい香りが立ち込めて、一石二鳥です。また、散らかりがちなチューブ類をまとめて入れたり、使いかけのニンニクやショウガを入れたり。本来、ジャムやピクルスを入れる使い道が多かったメイソンジャー。もちろんキッチンで大活躍してくれます。
●おもてなしにもメイソンジャー
クリスマス、年末年始はお家に人が来て、食事をしたり泊まっていったりというお宅も多いのでは。お家のなかをオシャレに演出したいけれど、わざわざそのためだけに新たなおもてなしグッズをそろえるわけにもいきませんよね。
そんなときもメイソンジャーにがんばってもらいましょう。アメリカのレストランやカフェでは、メイソンジャーをコップ代わりにするのは、もはや当たり前。手づくりドレッシングもメイソンジャーでつくってシェイクし、そのままテーブルに出します。
ほかにいいアイデアだな、と思ったのは、フォークやナイフをメイソンジャーにセットにして、そのままお客さまに出すこと。日本の店でも、バスケットをカトラリー入れにしているのを見たことがありませんか? そのメイソンジャー版ですね。
また、バスルームの演出として、メイソンジャーを使うのも手です。水回りに強いメイソンジャーだけに、最強! お客さま用の歯みがきグッズを入れたメイソンジャーは、うがい用のコップにもなります。また、バスソルトも、メイソンジャーに入れるだけでオシャレ感がアップ。癒しのお風呂タイムになりますね。
皆さんもぜひ、家中で使える万能なメイソンジャーを活用してみてください!
【Norikoさん】アメリカ・シアトル在住。現地の日系タウン誌編集長職を経てフリーランス・エディター/ライターとなり、日米のメディアに旅行情報からライフスタイル、子育て事情まで多数の記事を寄稿する。著書に『
アメリカ西海岸ママ~日本とは少し違うかもしれない、はじめての妊娠&出産~』(海外書き人クラブ刊)