●4.資源として回収してもらう

回収ボックス
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行政や民間企業が行っている古着回収を利用するのも選択肢の一つです。ユニクロなどのアパレル企業でも、そうした取り組みを行っていますよね(服以外でも、マクドナルドではハッピーセットの回収箱が設置されています)。

売る先も譲る先もないけれどまだ着られるアイテムは、市の資源回収場所に持ち込んでいます。松山市ではペアがそろっていれば靴下もOK。先日出した古着は、家族3人で約100アイテムにのぼりました。「捨てない」というだけで、気持ちも穏やかになるから不思議ですね。

 

●5.ウエスとして活用する

ボックスにウエス

ウエスとして使えるものはボロ布ボックスへ。わが家では脱衣室の洗濯機上部に設置しています。すぐに裁断できるよう、裁ちばさみも一緒に収納しています。これも「使う場所に置く」ルールです。

 

●本当に必要なものと暮らすために

上記のどれにも当てはまらないものは、ゴミとして出します。

「捨てる」ことに抵抗があるのは当然です。まだ着られるものや、お金を出して購入したものには愛着もありますし、「もったいない」と思う精神は大事です。

ですが、家は本来、ものを収めるためだけの空間ではありません。食事や勉強をしたり、くつろいだり、暮らしを営むための空間です。限られたスペースを、不要なモノで埋める必要はないと思いませんか? ものが増えたら、手放すことも必要。断捨離の1文字目は「断」。ときには、家の中にものを入れるのを「断つ」ことも大切です。

今は、プチプラ商品やネットショッピングが当たり前で、手軽にモノが買える時代です。捨てられない人がいる一方で、安価な商品を買って飽きたからと簡単に捨てる人が多いのも事実。そんな社会状況にも疑問を持って、本当に必要なものと暮らせるようになるといいなと思っています。