来年のカレンダーやスケジュール帳が発売され始める時季です。
ここでは無印良品に詳しいブロガーのフネさんに、無印良品の2022年カレンダー・スケジュール帳と、そのおすすめな使い方を教えていただきました。
デスクに置いておくスケジュール帳は、日付なしのものでお試し!
今年もあっという間に11月です。昨年から行事の少ない日々で、「なんとなく」時が過ぎるのを感じます。
貴重な時間を「なんとなく」無駄に過ごさないために、今年は新たなノートを手に入れてみました。
・クラフトデスクノート(スケジュール) 350×170mm 690円
こちらは自分で日付を書き込むフリータイプなので、いつからでも使い始められます。
つまり、2022年を待たずとも、今すぐに使い始められるのです。そしてなにより、途中で挫折しても捨てなくていい。
何度も手帳で経験ずみですが、日付入りだと使わないまま1年が過ぎるともう使えませんよね。こちらは日付フリーなので中断しても大丈夫。また、通年で販売されています。
一方で、デスクノートには初めから日付の入ったものもあります。10月になると翌年のものが発売されます。
・ポリプロピレンカバーバーチカルデスクノート・2021年12月始まり 350×170mm 1490円
値段の差がまさかの2倍ですが、2023年1月までの日付と、縦軸に時間も記入されています。記入する手間を考えると便利です。後半は自由に書き込めるノートになっています。
見た目も違います。最初にご紹介した日付フリータイプはナチュラルなクラフト紙、日付入りのものは真っ白で表紙は半透明のポリプロピレン。好みや部屋の雰囲気に合わせて選んでも。
今回私はすぐに使いたかったのでまず日付なしを購入。お試しで使ってみるならまずはフリータイプを、そして継続できそうならこの日付入りを買ってもいいかもしれません。
●デスクノートの使い方
このように、一週間ごとに見やすく予定を書き込むことができます。
手帳との違いはまずその大きさ。持ち歩くのではなく、常に見えるところにバーンと置いておくのです。それだけでタスクに気づきやすい!
このデスクノートの目的は「自分時間の見える化」です。
具体的な書き込み方は次の通り。
(1) まず動かせない予定を書き込む(仕事・レッスン・子どもの送迎など) (2) 曜日を決めてする家事を書き込む(買い出し・つくりおき・トイレ掃除など) (3) その週にやりたいこと・やるべきこと・趣味の予定などを入れこむ(銀行や病院・ジム・ハンドメイドなど) (4) 残ったフリータイムを見える化する (5) この作業を週の初めや日曜の夜など自分のタイミングで組み立てる
フリータイムはなにをしてもOKとします。スマホゲームでも、YouTubeを観てもよし。
その前にやりたいことを入れこむのがミソ。
やりたいことが後回しになっている人。忙しい忙しいが口癖の人。一緒にがんばりましょう!
●デスクノートを長続きさせるために
私がよくやる失敗から導き出した、長続きさせるためのポイントをまとめました。
・きっちり書かない
細かい時間設定だと、その通りにいかないときにモチベーションが下がります。時間は余裕をもって、あまり細かく書かないことです。「午前・午後・夜」くらいの大きなくくりでもいいでしょう。
・きれいに書かない
きれいに書くことに時間を取られると、忙しいときに書けなくなってしまいます。
むしろどれくらい短時間で書けるか、じぶんがわかればいい、くらい雑に書きましょう。色分けもだんだん面倒になってきますので、やるなら3色ボールペンなどで簡単に。
・終ったタスクをバツで消していくと気持ちいい
達成感が味わえると次の週もがんばろう! と思えます。
・できなかったタスクは次の週に書けばいい
できないことがあってもOK! なぜできなかったのか、時間がたりなかったのかを考え、次週に繰り越して書き込んでおきましょう。
それに、やらなかったということは、じつはやらなくてもよかったことかもしれません。
・なんでも書けるノートにする
予定にこだわらず買い物リストや覚え書き、レコーディングダイエット(食べたものをとにかく記録)など、なんでもここに書きこめば、より使える自分だけのノートになります。
ファミリーカレンダーで家族の予定を把握する!
「ファミリーカレンダー」は、もう何年も買い続けている超定番のカレンダーです。
こちらも10月発売開始。今年から包装フィルムがなくなり、代わりに表紙が入りました。
家族5人分の予定が独立して記入できるので、とっても見やすく使いやすいんです。“◯日から○日までテスト期間”などの継続した予定も矢印で書き込めます。
・バガスペーパーファミリーカレンダー A3 5人用 990円
●ファミリーカレンダーの超便利な使い方
生活していると「去年のいつ頃だっけ?」ということがよくあります。
去年の健診はいつ受けたかしら。子どものテストはいつ頃から始まったかしら。
というわけで昨年分のカレンダーも今年のカレンダーの下にぶら下げています。超アナログながらいつでも簡単に、なにより素早く昨年のスケジュールにアクセスできます。
●カレンダーの飾り方
カレンダーは大きさもあり、視覚的にインテリアに影響を与えます。
ですから書き込む場合はなるべく色の少ないシンプルなものを選びます。見やすいからと一列ごとに色が違うものはごちゃつきの元。今のところ無印良品が最強です。
お気に入りのカレンダー風景の一部として飾る場合は、カレンダーまわりのものを少なくなるべくシンプルにして、せっかくのカレンダーを引き立たせましょう。
●自分時間を増やすのは自分自身です!
「自分時間をもつこと」はとても大事。でも、自分時間がつくりやすい人、忙しかったり子どもが小さくてなかなかつくれない人もいるでしょう。私も3人の子が小さいときはスケジュールを立てるどころではない分刻みでした。
ただ、1日24時間、1週間7日という限られた中で自分が自由に使える時間を捻出するのはやはり自分なのです。
2022年は“やらなければいけないこと”で“やりたいこと”ができなくならないように、「やりたいこと枠」を確保してから1週間を始めてみませんか。