同じ収納グッズを並べたときなどに便利なのがラベリング。一時的なものだったり、あまり丁寧なものは面倒くさい…と感じたときに、さっと使えるのが「ニチバン ワザアリテープ」。ライフオーガナイザーの下村志保美さんが教えてくれました。
すべての画像を見る(全7枚)ワザアリテープは手できれいに切れるから使いやすい
ラベリングをしたいけれどラベルライターを出すほどでもないし…というときはマスキングテープにラベリングというのがわが家の定番でした。
今回は、マステよりも便利な「ニチバン ワザアリテープ」を見つけたので、その活用法を紹介します。
●貼る、留める、書く、1つで3役
ワザアリテープは上に文字が書ける、少し分厚いテープ。
今までは開封した食品の袋の封をするときは輪ゴムを使っていましたが、中途半端に袋の口が開いたり、気がつくと輪ゴムが切れていたりするのがイラッとポイントでした。
ワザアリテープならそのストレスがなし! さっとテープを切って袋に貼るだけ。
分厚いので途中で千切れたりすることもなく、貼ったりはがしたりもラクちん。
テープの上に開封日や中身を油性マジックでメモすることもできます。
マイナス18度まで対応しているから、冷蔵庫や冷凍庫に入れる食品にも使えます。
保存容器に貼って分かりやすくラベリング。一般的なマスキングテープより幅広なのでメモも書きやすいです。
●マグネットホルダーで冷蔵庫にくっつく
テープホルダーつきのものはマグネットで冷蔵庫にくっつくので収納場所にも困りません。
カラフルな色を選べばキッチンが明るくなりますね。
セロハンテープやマスキングテープのホルダーはテープカッターの部分がついていますが、こちらにはありません。
なぜなら、手で簡単にまっすぐ切ることができるから。
このワザアリテープの最大のおすすめポイントがこれ。ハサミやカッターなしでまっすぐきれいに切れること。
冷蔵庫の食品に使うのであれば多少切り口が汚くてもいいかもしれないけれど、まっすぐの方が気分いいですよね。
●ワザアリテープは冷蔵庫以外でも大活躍
私は整理収納の仕事をしています。
お客様のところで収納を整えた後ラベリングをするのですが、しばらくのあいだ本当にその収納場所、収納方法でいいのかお客様に使い勝手を確認していただく「仮置き期間」を設けます。
その際テプラなどのラベルライターでラベリングするのは手間暇がかかります。もしやり直すとなるとテープももったいないし、なにより修正したい時きれいにはがせません。
かといって付箋だとすぐはがれてしまうし、マスキングテープを使うときれいに切るためにカッターやハサミが必要になりますが、このワザアリテープなら忙しいなかでもさっとカットできるので本当に便利。
また仮置き期間は収納の場所にも慣れていませんから、少し大きめのラベリングの方が読みやすいので、マステよりも幅広なこちらのテープはその点でも使いやすく感じています。
●ラベリングは書くためのものではなく読むためのもの
ここでラベリングのコツを1つご紹介します。
それは片づけが苦手な人ほど「太く大きく」書くこと。
あまりデカデカとした文字は見栄えがよくないし、中になにが入っていればいいのか分かればいい…と小さい文字で書いてしまったら、探すときに苦労することに。
太く大きな文字で書いていれば探さなくても目に飛び込んでくる。
片づけが苦手で出しっぱなしになる。ラベリングしても家族がそこに戻してくれない。そんなときは、ちょっと文字を大きく読みやすくしてみてくださいね。
・ワザアリテープ(テープホルダー付き) 396円