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服が傷みにくいクローゼットの秘密。最適なハンガーの数は数式で分かる

2021.04.14

綿にウール、アクリルなどシワになりにくいニット素材は年じゅう通して便利なアイテムですが、毛玉がとてもできやすいニットも。
ここでは、ライフオーガナイザーの下村志保美さんが、ニットに毛玉ができにくいお手入れ方法と、服が傷みにくいクローゼットのつくり方を教えてくれました。

ブラシなど
服のお手入れを習慣に

繊維が絡むと毛玉になる。ニットはブラッシングを

好きな服がそろったクローゼット。でも、お気に入りのニットに毛玉がついているとテンションも下がります。毛玉ができにくい工夫をお伝えします。

●ニットは着用後にブラッシング

毛玉の正体は生地の摩擦により繊維が毛羽立つから。毛羽立ちが絡み合うことで毛玉になります。

ブラシですから着用後に軽くブラッシングをすることでこの絡み合いがなくなり、毛玉ができにくくなります。
コツは一定方向に優しくかけること。
ニットを着たあとの習慣にしたいものです。

●一日着たニットは休ませる

たたまれた衣類お気に入りのニットは毎日着たいですが、毛羽立った状態でまた着用するとまた毛羽立ち、毛玉ができやすくなります。
一旦休ませてブラッシングし、毛羽立ちを落ち着かせましょう。

●ニットの小さな毛玉を見逃さない

毛玉取り器毛玉を取るのは面倒なもの。「これくらいなら目立たないからあとでやろう」と放置したくなりますが、小さいうちにまめに対処することで新たな毛玉ができにくくなります。

また、毛玉が大きくなるということは、それだけ生地が薄くなるということ。大切なニットのためにも、こまめに毛玉取りをしてあげたいですよね。

●クローゼットにはゆとりを

ニットの脇や袖の内側など、自分の体同士で擦れる部分、またはバッグが当たる部分も毛玉ができやすいですよね。これは摩擦が原因です。

毛玉ができやすい素材のときは、バッグの持ち方などちょっと意識するといいかもしれません。

摩擦には、もう1つ意外な原因があります。
それはクローゼット内での摩擦。

クローゼットに衣類クローゼットにギュウギュウに洋服がかかっていると、洋服を取り出すたびに隣の洋服と擦れてそれもまた毛玉の原因になります。

洋服をつめ込みすぎるとシワもできやすいし、さらに通気も悪くなり、においがこもったりカビが生えたり…。単に取り出しにくいというストレスだけでなく、服にとってもストレスです。

衣類を持つ様子お気に入りの洋服を長持ちさせるためにも、服の数は増やしすぎないようコントロールできるといいですね。

●クローゼットの大きさによって最適なハンガーの数は違う

洋服にストレスがかからないハンガーの数は

クローゼットのポールの長さ(センチ)÷3

といわれています。

こちらのクローゼットはポールの長さが160センチですので、

160÷3=53本

クローゼットハンガーの数を53本以下にすると、見た目にも気持ちよく、もちろん取り出しやすく、服にも負担がかからないクローゼットになります。

また、服の数が多いデメリットはほかにも。
毛玉だけでなく、洗濯やクリーニングの手間やコストもかかります。
気に入らない服がたくさん紛れていると、朝にコーデを考えるのも大変です。

本当に大好きな服を大切に扱うためにも、定期的にクローゼットの整理をしましょう。

●教えてくれた人
【下村志保美さん】

ライフオーガナイザー、ファイナンシャルプランナー、家計アドバイザー。「空間・お金・心」の3つを整えることで、忙しい女性をサポートする「PRECIOUS DAYS」を主宰。著書に『片づけのプロが教える心地いい暮らしの整え方』(三笠書房刊)がある

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