「ときめく片づけ」でおなじみのこんまりさんこと近藤麻理恵さんが、ESSE読者のお悩みに答えます。今回のお題は、「義母からいただいたものとどのように向き合っていくか」について。自分の好みではない器や雑貨など、もらったはいいものの使い道や置き場に困ったという方がアンケートでも多数いました。年末年始の帰省では、義母と顔を合わせるという人も多いはず。もしなにかをいただいたときは、こんまりさんのアドバイスを参考にしてみてはいかがでしょうか。

こんまりさん
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みんなの質問に答えます!こんまりさんの片づけレッスン

こんまりさんの 片づけレッスン

【Question】義母からいただいたものを捨てるわけにもいかず、たまる一方です(千葉県・47歳)

普段、なにかと贈り物をしてくれる義母。ありがたいのですが、正直使わないものもあります。ときどきわが家に遊びに来るので、ないことがわかると気を悪くするのではと思うと捨てられません。

【Answer】

ものと向き合うときは、自分の気持ちを最優先するようにしましょう。「お義母さんにどう思われるか」を第一に考えていると解決できません。「自分にとってときめくものなのかどうか」で判断しましょう。

では「ときめかないな」となったときにどうするか? まず、ちょっとだけ試しに使ってみてください。その体験で「やっぱりいらないね」と納得したり、「あ、意外に使えるな」と見直したりするることがあるでしょう。実際に行動してみると、より自分の気持ちがクリアになります。

そのうえで手放すと判断したら、相手にも、ものにも「ありがとう」と感謝をしつつ、ひっそりと処分を。どうしても処分できなければ、そのまま堂々と残しましょう。「お義母さんのせいでものが増えた」と思うとストレスになりますが、「自分の決断で残した」と考え方を自分軸に変えると、心がすっきりしますよ。

こんまりさん
【近藤麻理恵さん】