お弁当や料理に入れるだけでパッと華やかな印象になる、飾り切り。工夫するだけでいつもの食材が豪華に変身します。
インスタグラムで発信する精巧すぎるキャラ弁が人気な、お弁当インスタグラマーのまこつさんも、飾り切りを上手に活用する一人。今回は、遠足や運動会、ピクニック、特別な日のお弁当にぴったりな、リンゴを使ったおしゃれな飾り切りを教えてもらいました。
リンゴが格子状になっておしゃれに!つくる過程も楽しい
一見難しそうに見えるかもしれませんが、じつは2分もあればパパッとつくれちゃう! 予想外に簡単な飾り切り「格子リンゴ」のご紹介です。
ペリペリ皮を剥ぐ作業は、なんだか気持ちよく、集中することで気分転換にもなりますよ。もちろん普段使っている包丁でできます。
【つくり方(格子リンゴ1個分)】
(1) リンゴを4~5cm幅のくし形切りにし、種をとる。
(2) 横にして左右を切り落とし、正方形にする。
(3) 皮の深さまで、格子状に切り込みを入れる。今回は4×4列にしました。
切り込みを入れ終わると、こんな感じです。
(4) 包丁の刃元で、切り込みに沿って皮を剥ぎ取る。
1枚取ってみると、こんな感じです。
(5) 剥ぎ取る→残す→剥ぎ取る→残す、を格子柄になるように互い違いに繰り返します。
やってみると、こんな感じです。
完成! 仕上げに薄めの塩水にくぐらせて変色を防ぎましょう。
普通の包丁でもできますが、100円ショップでも手にはいる、デザインナイフがあるとよりやりやすいと思います。
フルーツカーヴィングは難易度が高いですが、これなら普通の包丁でもできて、簡単かつ映えるので、お弁当の隙間にもおすすめ。和にも洋にもマッチします。
<格子リンゴの盛りつけ例>
コイン精米機のキャラ(?)弁に盛りつけてみると、こんな感じに。存在感がありつつ、かわいさも演出してくれますよね。わが家の娘たちは以前は皮つきのリンゴを嫌がってましたが、これにしたらおもしろがって皮まで食べてくれるようになりました。
●格子リンゴのつくり方を動画でも
今回ご紹介した飾り切りのつくり方は、動画でも見ることができます(こちらはデザインナイフを使った飾り切りの方法)。
ぜひ、試してみてくださいね。