生活しているとさまざまなストレスが発生しますよね。散らかってしまったりなくしてしまったり…そんな生活のプチストレスをなくす工夫やアイデアを提唱してくれるのは、整理収納アドバイザーの三條凛花さん。
今回は、100円ショップで売られているソフトカードケースを使った収納アイデアについて教えてくれました。
100円ショップの透明カードケース、じつはマルチに使える!意外な活用法
100円ショップで購入できる、透明なカードケース。これをひと工夫すると、暮らしの中のさまざまなプチストレスを解決することができます。
すべての画像を見る(全12枚)用意するのは「軟質カードケース」「ソフトカードケース」などの名称で売られているものです。事務用品売り場や、封筒・ラッピング関連の近くに置かれていることが多いです。
サイズ展開も豊富です。小さなものだと名刺サイズ、大きなものだとA3サイズまであります。
●活用法(1) 冷蔵庫扉や洗濯機横に貼って使える「覚え書きマグネット」
1つ目の活用法は、冷蔵庫扉や洗濯機横などに貼ることで、検索したり迷ったりする時間をなくしてくれる「覚え書きマグネット」です。
冷蔵庫扉や洗濯機にメモやプリント類を貼っている方も多いと思います。でも、いろいろ貼っていくうちに、折れたり、汚れたりして見栄えが悪くなってしまった経験はありませんか。そうした大切な覚え書きをきれいに使いやすく管理するためにカードケースが役立ちます。
こちらは「硬質カードケース」がおすすめです。また、同じく100円ショップで購入できるマグネットシールも用意してください。
私が使っているのは、DAISOの「マグネットタックピース」(粘着付/カットタイプ)という商品です。マグネットタックピースは、1cm×1.5cmにカットされた小さなマグネットシールがたっぷり入っているものです。
つくり方はかんたん。カードケースの裏側四隅に、マグネットシールを貼りつけるだけ。
たとえば、よく合わせる調味料の分量や、洗濯記号の一覧表といったものをカードケースに入れておきます。A3サイズなど大きめのカードケースもあるので、子どもの行事予定表や献立表を入れるのもいいですね。
ひと手間で、とても見やすく、きれいに管理しやすくなりますよ。
●活用法(2) ラベルやシール類の収納に使える
100円ショップで購入できるラベルやシールは、同じサイズのものが多いです。これらを使いやすく整理するとき、軟質カードケースが使えます。
使い方はかんたんで、ラベルやシールを軟質カードケースに入れ、箱などに立てて収納するだけです。
透明なのでなにが入っているかひと目でわかるし、管理しやすくなりますよ。
●活用法(3) お財布に仕きりをつくって、すっきり見せ
3つ目の活用法は、クリア仕きりです。
気を抜くとすぐにごちゃついてしまうお財布。「出し入れしづらい」「中身を把握しにくい」などが一因です。そこで、軟質カードケースをカットして仕きりをつくっています。
私が使ったのは、名刺サイズの軟質カードケースです。
これより大きなサイズを使う場合、お財布の高さに合わせて軟質カードケースの上部(開くところ)をカットしておいてください。
右端を縦に切り取るだけ。これででき上がりです。
お財布に必要な分だけつくったら、ここにお札を入れます。たとえば1000円の束、1万円の束などにわけます。
できれば、表面と裏面で高さを変えるのがおすすめです。高さを変えるとより取り出しやすくなります。
かんたんな工夫ですが、お札がまとまっているので取り出しやすく、お財布がすっきりしますよ。
●カードケースはあるととっても便利!
軟質カードケースや硬質カードケースには、カードを入れる以外にじつはさまざまな活用法があります。ふと思いついたタイミングで生活の困りごとを解決できるので、自宅にストックしておくと便利ですよ。