シーズン1から2年。規模が縮小され、バラバラになってしまったラジエーションハウスの放射線技師たちが、再び甘春(あまかす)総合病院に集結、チーム一丸となって“見えない病”を見つけ出し、患者の命を全力で救う『ラジエーションハウス2~放射線科の診断レポート~』。『ラジハ』の名称で愛された前作に続いて、放射線科医の甘春 杏を演じているのが本田 翼さんです。 主人公の天才放射線技師・五十嵐唯織(窪田正孝)が、子どもの頃からずっと思いを寄せている女性でもあります。
『ラジエーションハウス2』本田 翼さんインタビュー
「キャスト同士の仲がとてもよかったので、2年ぶりに皆さんと再会したときは、本当にうれしかったです。シーズン2では、八嶋智人さんをはじめ、新レギュラーの方々が加わり、現場もパワーアップして、まるで動物園のようににぎやかでした(笑)。シーズン1では、杏は技師チームの人たちと敵対していましたが、今作では同じ病院の仲間としてみんなで病と闘っていくので、絆がより深まったと思います」
●収録現場では“ドッキリ”がブームに!?
収録現場では、そんな仲よしメンバーの間で、さまざまなブームが起きたのだとか。そのひとつが、“ドッキリ”で、こんなエピソードを披露してくれました。
「あるとき、私のカフェラテが半分になっていたんです。『あれ? なんでひと口も飲んでいないのに、こんなに減ってるんだろう?』と思ったら、八嶋さんがこっそり飲んでいたんです。ちゃんとコップに移してコロナの感染対策もして。お返しに、みんなで八嶋さんにドッキリを仕かけました(笑)」
●「会話のキャッチボールも楽しんでいただきたい」
ドラマには、難しい医療用語や耳慣れない病名が登場しますが、医療ドラマをきちんと描きながら、わかりやすく楽しく見られるのが、『ラジハ』の最大の魅力。それも、チームワークの賜物だと言います。
「医療ドラマはたくさんあると思いますが、『ラジハ』には、これまでに見たことも聞いたこともない医療用語や病名がたくさん出てくるので、窪田さんと私はもう毎回必死でした(笑)。でも、そんなシリアスなシーンでも、放射線技師の皆さんのテンポよいセリフで重くなりすぎない雰囲気になっていると思います。そんな会話のキャッチボールも楽しんでいただきたいですね」
●唯織と杏の恋の行方が気になる…!
そして、唯織と杏の恋の行方も気になるところ。お互いに気持ちがうまく伝わらず、視聴者はもどかしく感じているのではないでしょうか。
「2人の恋は、シーズン1では実りませんでしたが、シーズン2はもう少し進展するかもしれません。ただ、唯織に思いを寄せている広瀬裕乃(広瀬アリス)と、杏にストレートにアプローチする整形外科医の辻村駿太郎(鈴木伸之)が2人に絡んでくるので、果たしてどうなるか。ぜひ楽しみにしてください」
病院を陰で支える“縁の下の力もち”たちの人間くさいところもまた、観る人の心を引きつけてやまない理由なのでしょう。
『ラジエーションハウス2~放射線科の診断レポート~』
毎週月曜 夜9時
フジテレビ系全国ネット放送中
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