寒くて出かけるのがおっくうなこの時期。コロナ禍ということもあり、食材はまとめ買いしているという方も多いのでは?
ここでは、最近ネットスーパーを利用するようになったというライフオーガナイザーの下村志保美さんに、ネットスーパーのさまざまなメリットについて伺いました。
ネットスーパー活用で節約&時短。年明けからの習慣にしませんか?
仕事帰りの時間帯や休日のスーパーは混み合っていて、商品を選ぶのもレジに並ぶのも時間がかかります。またコロナ禍では混雑した場所はなるべく避けたい、そんな思いからネットスーパーを利用するようになりました。
時短以外にもメリットがたくさんあることを発見しましたのでご紹介します。
●メリット1:1日が30分増える!
わが家は大手スーパーまで自転車で5分。もちろん駅からの帰り道にもありますし、近所には大きな商店街もあり、食料品や日用品の買い物にはとても恵まれています。
しかしそれでも家を出て、商品を選び、レジに並ぶと30分はかかります。
大きいスーパーだと買うものが一つ二つであっても混雑した店内を歩くのにうんざり。
ネットスーパーであれば家にいながら早朝でも深夜でも好きな時間、隙間時間に注文ができ、直接商品を見ることはできませんが、混雑や並ぶ煩わしさから解放されました。
●メリット2:在庫を見ながら買い物ができる
「卵まだあったかな?」「トイレットペーパーのストックは?」
買い物をしているとそんな不安が出てきて「ないと困るから念のため」と買って帰宅するとまだ在庫があって収納スペースに入らない! 賞味期限内に食べきれない! そんな経験も。
ネットスーパーであれば、自宅の冷蔵庫やストック品を見ながら買い物ができますので、こんな無駄がなくなります。
●メリット3:予算を考えながら買い物できる
お店を歩いているとあれこれ欲しくなり。予定外のものまで買ってしまって予算オーバーになりがち。
ネットスーパーは基本的に必要なものを検索して注文するスタイルなので衝動買いも減ります。
また、カートの中に入っているものの合計金額もひと目でわかるので、予算管理がとてもしやすくなります。
●メリット4:買い物メモいらず
食材はもちろん飲み物、調味料や洗剤、シャンプー類も「今度買わなくちゃ」と思ったら即、ネットスーパーの買い物カゴに入れています。
以前は紙やスマホにメモしていましたが、そのメモ自体をなくしたり、見ることを忘れてしまって買い忘れたり。こんなことが多かったのですが、今はネットスーパーの買い物カゴにポチッと入れておくことでそのミスがなくなりました。
すぐに買わなくても、ログインしてから買い物カゴに入れておけばキープされるのがうれしいです(どれくらいの期間、商品が買い物カゴの中に残っているかは、そのネットスーパーによって異なります)。
●メリット5:朝頼めば午後には届く
以前、買い物に行くことが嫌で生協などの宅配を頼んでいたこともありました。
1週間前に注文するパターンが多く、その後夫の出張が入って予定が変わり、食材を使いきれないことも。
ネットスーパーであれば、朝頼めば最短でその日の午後には届くので、買い物に行く感覚で注文できます(こちらもネットスーパーによって異なります)。
●ネットスーパーのデメリットは「思ったより小さい」!
これはなんといっても実物を見て選べないことです。私は以前冷凍のお刺身を頼んだら、想像以上に小さくて驚いたことがあります。もちろん内容量はグラム表記されているのですが、お肉類と違い普段お刺身をグラムで選ぶことがないので、イメージしにくかったのです。
これは野菜も同じで、キャベツ1玉、大根1本など「思ったより小さかった」ということはあります。
ですが基本的にお店で売られているものと同じ品質同じ価格ですので、仕方がないことだと思っています。
ほかにも店頭に比べると商品の種類や数が少ない、売りきれが多くほしいものが買えなかったということもあります。
またスーパーによっては送料がかかる場合もありますが、これは時間を買っていると割りきっています。
●ネットスーパーは定番商品の購入におすすめ
私はこれらのメリットデメリットを踏まえ、牛乳、卵、納豆、豆腐、調味料、飲料、野菜など定番商品を週に1度くらいの割合で購入しています。
徒歩や自転車であればこれほどの量は持ち帰れませんし、車で行ったとしても車から家の中に運ぶのも大変です。
時短のために始めたネットスーパーですが、基本的なものはネットスーパーで購入し、どうしても…という時はお店に足を運ぶこのスタイルに。食材食費の管理もとてもラクになりました。