旬の梨をなんと春巻きに! 『賛否両論』の店主として人気の和食料理人・笠原将弘さんが、ひと味違う春巻きレシピを紹介します。

まだまだ旬です! 鳥取県琴浦町で見つけた晩生の梨

笠原さん

笠原さんが訪れたのは、鳥取県のほぼ中央に位置する琴浦町。北は日本海、南は大山に面した雄大な自然が広がる町です。ブドウやスイカ、イチゴなど、一年を通じてさまざまな果物を生産していますが、まず注目したいのが梨! 鳥取梨の代表格「二十世紀梨」はもちろん、人気急上昇中の「新甘泉(しんかんせん)」など種類が豊富。11月以降も、甘味と酸味のバランスがほどよい「王秋(おうしゅう)」や1個1kgにもなる「愛宕(あたご)」などが楽しめます。そんな琴浦町で見つけた梨の甘味や香りを生かした料理を、笠原さんが教えてくれました。

梨と大根の春巻き

●梨と大根の春巻き

カリッとした皮に、梨のみずみずしさとジューシーな甘さを閉じ込めた逸品!
はちみつ入りのまろやかなマヨソースでさらにおいしさがふくらみます。

材料(4人分)


梨…1個(460g)
大根…250g
春巻きの皮…8枚
ハム…4枚
塩、コショウ(黒)…各少し
ゴマ油…小さじ1
水溶き小麦粉…適量
揚げ油…適量
レモン(厚めの半月切り)…1/2個
A[マヨネーズ大さじ3 はちみつ大さじ1 辛子小さじ1/2]

つくり方

(1)梨と大根は皮をむいて5cm長さのマッチ棒くらいの細切りにする。ハムは粗みじん切りにする。

(2)ボウルに(1)を入れ、塩、コショウ、ゴマ油を加え、さっとあえる。

(3)春巻きの皮に(2)の1/8量をのせて巻き、巻き終わりに水溶き小麦粉を塗ってとめる。残りも同様に巻き、計8本つくる。

春巻きを巻く様子
梨から水分が出るので、あえたらすぐに包んで揚げる

(4)フライパンに1cm深さまで揚げ油を入れて中火で熱し、(3)を全体がきつね色になるまで揚げ焼きする。器に盛り、レモン、混ぜ合わせたAを添える。

琴浦町の梨

そのまま食べても、料理に使ってもおいしい琴浦町の梨は、ふるさと納税の返礼品としても申し込めます。

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波しぐれ三度笠

コンパクトな町の中に海も山もある琴浦町。真っ青な海と白い石像のコントラストが印象的な「波しぐれ三度笠」をはじめ、インスタ映えスポットもいっぱいです。

「なにより驚いたのは食材の豊富さ! 新鮮な魚介をはじめ季節の果物や野菜、米、東伯和牛に大山ルビー豚…。料理人からすると、飲食店をやるにはいいところだなあ、というのが率直な感想です」と、笠原さん。琴浦町の豊富な食材は、ふるさと納税の返礼品としても紹介されているので、この機会にぜひチェックしてみては。

鳥取県の名産品といえばカニ

鳥取県の名産品といえばカニ。琴浦町でも、色鮮やかな紅ズワイガニをはじめ県内で水揚げされた新鮮なカニが道の駅などに並びます。

星空舞

古くから米づくりが盛んな鳥取県に、2年前にお目見えした新星が「星空舞」。その名のとおり、星が輝くような美しい炊き上がりが自慢。冷めても食感が変わらないのも魅力です。「星空舞という名前の響きがいいですね。それだけで使ってみたくなります」と笠原さん。ほかに、粘り強くてやわらかい「きぬむすめ」や、もちもちとした食感の「ミルキークイーン」なども生産されています。

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【笠原将弘さん】

東京・恵比寿にある予約が取れない名店『賛否両論』店主。朝の情報番組『ノンストップ!』内ESSE連動コーナー「笠原将弘のおかず道場」をはじめ、テレビや雑誌など幅広い分野で活躍中。『

笠原将弘のプレミアムおかず100』(扶桑社刊)ほか著書も多数