家族が家にいる時間が増え、家事や仕事で忙しくしているのに、子どもや夫が家を散らかしてイラッとしている人も多いのでは。
整理収納アドバイザーのshiroiro.homeさんに、ちらかさない、ちらかしてもすぐ元通りになる収納アイデアを教えていただきました。

3つの「ラクテク」で、もうイライラしない!笑顔が増える収納術

疲れているとき、部屋の散らかりを見てイライラすることはありませんか? 私は昔よくありました。
でもそれを回避するテクがあれば、簡単にイライラする頻度を下げることができるようになります。

一気に部屋全体をキレイにしようとがんばろうとしても、気合いと体力も一気に消耗し疲れてしまうもの。
簡単な仕組みで1か所だけでもキレイになれば、毎日の手間をグッと減らすことができます。
そうすることで、日々の中に気持ちの余裕ができ、自然と笑顔が増えていくと思うんです。

片づけも一気にやろうとせずに、できることから始めましょう!

●机の下に収納をプラス。片づけのハードルを下げる

机の下に書類など
机の下に道具を一時置き
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ダイニングテーブルの下に、A4サイズが入る紙製の細いタイプのファイルをはりつけて設置。道具の一時置き場として使っています。

ダイニングテーブルの上で子どもや夫が作業中でも、「今からご飯食べるよー」と声をかけてからサッと一瞬で机の上が片づきます。「早く片づけて!」とイライラすることがなくなります。

●よく遊ぶオモチャは、遊ぶ場所のすぐ近くに収納

引き出しにゲーム収納

ゲームのコントローラーやソフトなどはテレビボードの中に収納しています。わが家はNintendo SwitchをTVに繋いで遊んでいるので、遊ぶときもすぐに始めることができて、片づけもすぐに終わります。

子どもにとって、片づけること=面倒なことではなくて、「すぐに終わる簡単な作業」と感じるようになれば、苦とならずスムーズにやってくれるようになります。

●オモチャの一時ボックスの設置。ボックスごとしまえばOK

子どもは細かいオモチャを次々に出すもの。「なにかを出したらなにかをしまう」のは、大人でもなかなか難しいこと。子どもはもちろんしまってくれません。
気になったからと言って、それを親が毎回定位置に片づけるのも手間です。

扉にボックス

だったら一時的にまとめて入れられる「オモチャ箱」を扉外側につくろう! と設置したのがこちら。

扉に挟むための取っ手がついていて、「出したオモチャはいったんここに入れておく」ルールにしました。

本など収納

このオモチャ箱は扉内にもそのまま収納できる大きさ・高さのものにしました。

頻繁に使うものはざっくりと収納しておき、しまうときはボックスごと扉内へ。

母にも子にも優しいそんな「ざっくり収納」があってもいいかなと思っています。

●毎日を楽しくすごすために、できることから取り入れましょう

今回ご紹介したような仕組みは1回つくってしまえば、そのあとの生活はガラッと快適になります。

毎日仕事に家事、育児…やることも考えることもいっぱい。
でもいったん家に帰ってくれば、安心できる・リラックスできる場所であってほしいなと思います。

できることから無理なく取り入れて、毎日をなるべく楽しんで生活していきたいですよね!