「家事が多くてしんどい」「自分時間がまったくない」というお悩み。
ミニマリストの星野きいろさんは、家電をフル活用して家事をラクに、また時短にしているようです。詳しく教えていただきました。
家電はどんどん進化中!積極的に使って自分時間をつくろう
乾燥機、食洗機、自動調理鍋…。家電を導入することで家事がどう変わったのか、ぜひ参考にしてみてくださいね。
●ドラム式ではなくあえて縦型洗濯機を選び、乾燥機をフル活用
すべての画像を見る(全5枚)洗濯物を干す手間を減らすために、タオルや子ども服など乾燥機に入れられるものは晴れの日も雨の日も毎日入れています。
洗濯が終わったら乾燥機に放り込むだけでよいため、タオルを1枚1枚ピンチハンガーに干す時間も大幅ダウン。干すスペースも少なくてすみ、梅雨や冬など洗濯物が乾きにくい季節にとくに重宝します。
最近はドラム式が主流になりつつありますが、わが家ではあえて縦型を使用しています。
その理由はこちら。
・洗濯と乾燥が同時進行できる
・価格
・ドラム式を置けない間取りもある(転勤族のため)
毎日の洗濯物と別にシーツを洗うなど1日に2回以上洗濯をする時には、洗濯機と乾燥機を同時進行できるのは大きなメリットです。
子どもが布団を汚してしまっても、すぐに洗うことができますね。
今は洗濯機の隣に乾燥機を置いていますが、以前の住まいでは別の部屋に置いていました。乾燥機は電源だけあればよいため、水道のない普通の部屋にも置くことができます。
ドラム式は高い・洗面所に乾燥機を置く場所がないという方も、一度乾燥機を検討してみてはいかがでしょうか。洗濯~乾燥までの時間がずいぶんラクになるでしょう。
●賃貸でも食洗機を置いて食事の後片づけをラクに
キッチンでまず取り入れたのが食洗機です。食事の後片づけがラクになって心のゆとりができ、冬の手荒れがしんどい時季はとくに「あってよかった」と感じます。
ただ、キッチンの広さに余裕がある戸建てと違い、賃貸では置き場所がなく断念する方もいるかもしれません。
転勤族のわが家は引越しのたびに食洗機をどこに置くかで悩み、メタルラックを使ったり調理スペースを犠牲にしたりしてなんとか置いてきました。
今回の間取りでは苦肉の策で、本来はガスコンロを置く場所に置いています。都市ガスが使えるのですが、食洗機を置くためにガスコンロは買わずに過ごしています。
●ガスコンロの代わりに卓上IHヒーター
ガスコンロの代わりに使っているのは1口のIHヒーターです。テーブルの上で鍋をするときに使うお宅も多いかもしれませんね。普通の100Vコンセントが使えるため工事不要で、コンセントがあればどこでも使える便利アイテムです。
IHヒーターは停電時に使えないことから、わが家では非常用に小型のカセットコンロもあります。どうしても必要な時はIHとコンロで2つ同時に調理することもできます。
賃貸だから食洗機が置けないとあきらめず、ガスコンロをやめてスペースをつくるのも選択肢のひとつとしていかがでしょうか。
●高機能オーブンとホットクックで帰宅後すぐごはん
夫婦と小学生の3人家族では、1口のIHヒーターだけですべて調理するのは正直しんどいです。
そこで調理の強い味方になるのが、ホットクック(自動調理器)、高機能オーブン、炊飯器です。
ホットクックは煮物料理や蒸し料理が得意です。カボチャの煮物やおみそ汁、カレーをつくることができ、温め直しもできます。
高機能オーブンは茹でる・煮る・蒸す・焼く・揚げ焼きといったほとんどの調理ができ、ホットクックとオーブンだけで料理が完成する日もよくあります。
左上から時計回りに、焼きそば・蒸しトウモロコシ・蒸しブロッコリー・焼き魚。オーブン1台でいろいろな調理ができます。
調理家電のよいところは目を離すことができる点です。家電が調理している間に自分はほかのことができるため、時間を有効に使えますね。
ホットクックは炊飯器のように予約機能があり、材料をセットして外出も可能。帰宅時間に合わせてご飯とおかずを予約しておけば帰ってすぐに食事ができ、外食やお惣菜を減らすこともできます。
調理家電は価格が高めですが、家での食事が増えることを考えればそれ以上のメリットがあるのではと思います。
●家電はどんどん進化中!積極的に使って時間と手間を節約
最近は小型で床置き可能な乾燥機が発売されており、食洗機も水道工事不要のものもあります。技術は日々進歩しており、ここ数年で機械ができる家事がグッと増えました。
もし今「時間がたりない」と感じていたら、家電が肩代わりしてくれる家事はお任せしてみてはいかがでしょうか。浮いた時間で自分磨きをしたり家族とゆっくり過ごすことで、人生がより楽しく豊かになるでしょう。
こちらもチェック!もう洗濯物がたまらない!におわない!殿堂入り洗濯テクまとめ