暑い日が続き、手放せないエアコン。使用すればするほどチリやホコリを吸い込み、かなり汚れがたまっていることも!
お手入れすれば部屋の空気も清潔になり、電気代の節約になったりといいことづくめ。自分でできるケア方法を、プロに教えてもらいました。
エアコンはセルフケアできれいをキープ!正しい掃除の方法
汚れたエアコンを使っていると、夏型過敏性肺炎になる恐れも。内部の掃除は定期的にプロに頼むのがおすすめですが、自分で掃除できる部分だけでも掃除して、清潔を保ちましょう。正しい掃除の方法を、おそうじ本舗の尾崎真さんに教わりました。
(1) 掃除機でホコリを吸う
すべての画像を見る(全8枚)いきなりフィルターを外すと、ホコリが周囲に広がることに。
「まず掃除機でフィルター表面のホコリを吸い取ります」
(2) フィルターを洗う
フィルターを外して浴室に運び、水洗い。
「内側から水圧で目に入った細かなホコリを追い出します」
ホコリが落ちたら、乾いたタオル2枚でフィルターをはさみ、水気をふき取って。
「両側からたたくようにすると、早く乾きますよ」
(3) 吹き出し口をふく
ペーパータオルをお湯で湿らせたお掃除棒を差し込み、汚れを除去。ペーパータオルが汚れたら、きれいな面に折り直して汚れをふき取って。
●お掃除棒のつくり方(1) 割り箸を持ち、半分に折ったペーパータオルが箸の先端より少し出るよう差し込む。
(2) 割り箸を手前に回しながらペーパータオルを巻きつけ、輪ゴムでとめて完成!
【本間さん推しグッズ】らくハピ エアコンの防カビスキマワイパーセットエアコンの吹き出し口専用の掃除グッズ。ホコリやカビを落とし、防カビコートで予防!
「奥まで掃除しやすいのでおすすめです」(本間さん)
・ワイパー本体1個+シート4枚 ¥498(アース製薬)
※エアコンフィンや送風ファン、電飾部等使用できない部分があります。エアコンの取り扱い説明書やパッケージに書かれた注意書きを事前に確認してから使用してください。
(4) ぞうきんでふく
乾いたぞうきんで上部やフチのホコリをふき掃除。カバーの外側も忘れずに。
「手を切ることもあるので、アルミ板でできた熱交換器には触れないで」
におい、汚れが改善!知ってトクするエアコン豆知識
エアコンをワンシーズン快適に使い続けるためには、ちょっとしたケアを習慣にするのも効果的です。知的家事プロデューサーの本間朝子さんに、エアコンの豆知識を教わりました。
「エアコンを使い終わったあとは、1時間以上送風して内部の湿気を逃すなど、手間はゼロなので、ぜひ実践してみてくださいね」
●16℃で1時間運転させ続けるとにおい除去に
エアコンからイヤなにおいがするときは、部屋の窓を全開にしてエアコンを最低温度(16℃など)に設定して1時間運転を。すると内部が結露して汚れが洗い流され、においが軽減。
●エアコンを使ったあと1時間は送風すべき
エアコンを使い終わったら、必ず1時間以上送風運転し、中にこもった水気を逃して。
「自動で設定されていることも多いので、節約のために止めたりせず、そのまま運転を」
※紹介したアイテムの価格(税抜き)は撮影時点での編集部調べとなり、変動の可能性があります。ご了承ください。